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Glassdoor、『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングを発表
2018年06月19日 | Glassdoor
米国、カナダ、英国、フランス、ドイツのさまざまな業種から選出されたCEOを表彰
カリフォルニア州ミルバレー(2018年6月19日)―企業の口コミ情報を掲載する世界最大級の求人情報検索サイト『Glassdoor(グラスドア)』を運営するGlassdoorは本日、『従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングを発表し、北米と欧州の一部における2018年版の上位入賞者を表彰しました。他の職場ランキングとは異なり、このランキングは、従業員から匿名で自発的に寄せられたアンケート結果
に基づくもので、過去1年間のCEOのリーダーシップ、仕事、職場環境などの情報を基にしています。
今年のGlassdoorの『従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングは、米国、カナダ
、英国
、フランス
、ドイツ
における6つの企業カテゴリーに分かれています。米国においては「大企業CEOトップ100」(従業員1,000名以上)に加え、「中小企業CEOトップ50」(従業員1,000名未満)を発表しました。
『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』米国大企業CEOトップ10
Zoom Video Communications
:Eric S. Yuan(支持率99%)
Boston Scientific
:Michael F. Mahoney(同99%)
DocuSign
:Daniel Springer(同99%)
In-N-Out Burger
:Lynsi Snyder(同99%)
St. Jude Children’s Research Hospital
:James Downing(同98%)
Power Home Remodeling
:Corey Schiller・Asher Raphael(同98%)
HEB
:Charles C. Butt(同98%)
LinkedIn
:Jeff Weiner(同97%)
Wegmans Food Markets
:Colleen Wegman(同97%)
Salesforce
:Marc Benioff(同97%)
『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』米国中小企業CEOトップ5
Samsara
:Sanjit Biswas(支持率99%)
Acceleration Partners
:Robert Glazer(同99%)
Sprout Social
:Justyn Howard(同99%)
Logical Position
:Michael Weinhouse・John Ganey(同99%)
Strive Consulting
:Ron Rother(同99%)
「Glassdoorの『従業員が選ぶ最高のCEO』にランクインすることは、その人物が類いまれなリーダーシップを発揮していることの証です。なぜなら、日々の業務をともにしている従業員の意見が反映されているからです。この偉業を達成した今年の受賞者の皆様に、心からのお祝いを申し上げます」と、Glassdoorの共同創業者兼CEOであるRobert Hohmanは述べました。「従業員からの厚い支持と最高の評価を獲得したCEOがトップにいることは、企業の採用活動において真の強みとなるでしょう。偉大なCEOとは、従業員の心を動かし、信頼され、革新的で、人々がベストの状態で仕事に打ち込めるよう、モチベーションを高めることのできる人物なのです」
『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の米国大企業CEOトップ100には、IT、ヘルスケア、金融、製造、小売など、さまざまな業種のCEOがランクインしています。今年はZoom Video CommunicationsのEric S. Yuan CEOが初のランクインで第1位となる99%の支持率を獲得しました。Yuan氏を筆頭に、初めてランクインしたCEOは42名で、St. Jude Children’s Research Hospital
のJames Downing(5位、支持率98%)、E. & J. Gallo Winery
のJoe Gallo(18位、支持率96%)、Six Flags
のJames Reid-Anderson(40位、支持率94%)などが選ばれました。女性は8名で、そのうち上位3名は、In-N-Out Burger
のLynsi Snyder(4位、支持率99%)、Wegmans Food Markets
のColleen Wegman(9位、支持率97%)、Taylor Morrison
のSheryl Palmer(19位、支持率96%)です。
『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の米国中小企業CEOトップ50では、上位5名中4名が初めてのランクインとなりました。
今年は、複数の国の従業員から評価を受けたCEOは15名となりました。そのうちの一人であるMicrosoftのSatya Nadellaは、米国大企業部門、カナダ、英国、フランス、ドイツの5部門でランクインした唯一のCEOであり、SAP
のBill McDermottは、米国大企業部門、英国、カナダ、ドイツの4部門でランクインした唯一のCEOでした。
従業員が自社についてのレビューをGlassdoorのサイトに投稿する際には、CEOのリーダーシップや経営幹部についての所感など、雇用体験に基づく項目を評価します。具体的には、GlassdoorでCEOを評価する場合、従業員はCEOの能力を「支持する」、「支持しない」、「どちらでもない」のいずれかを回答することが求められます。
Glassdoorにおける77万社強のレビューに基づく、CEOの平均支持率は69%です。
『2018年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の「米国大企業部門」や「米国中小企業部門」は、2017年5月2日から2018年5月1日の期間に米国内の従業員からGlassdoorサイトに寄せられた口コミをもとに、定量・定性・一貫性を総合的に評価するGlassdoor独自のアルゴリズムを用いて決定されました。大企業の場合、会社の口コミが最低100件寄せられ、その中にCEOへの評価及び経営幹部への評価がそれぞれ最低100件含まれていることが条件となります。中小企業の場合、期間中に会社の口コミが最低35件寄せられ、その中にCEOへの評価及び経営幹部への評価がそれぞれ最低35件含まれていることが条件となります。発表されたランキングでは見やすさを重視して、CEOの支持率を整数で表示していますが、実際には小数点第3位以下まで算出して順位を決定しています。詳しい算出方法はhttps://www.glassdoor.com/List/about-employees-choice-awards.htm
からご覧いただけます。ダウンロードも可能です。
2018年の全ランキング:6部門すべての受賞者は以下のウェブサイトからご覧いただけます。
優れたCEOに必要な資質とは:Glassdoor Economic Researchの調査によると、CEOの評価の高さは、優良な企業文化と統計学的に関連があることがわかっています。また、企業文化を評価する尺度のうちCEOへの支持率を最も左右するのは、従業員の経営幹部に対する満足度です。調査では、CEO支持率と企業の業績にも強い関連性があることが明らかになりました。
CEOへのインタビュー及び従業員のコメント:Glassdoorは、今回ランクインしたCEOが、その経営方針を支えるベストプラクティス、過去のキャリアにおけるエピソード、仕事のモチベーションについて語ったインタビューを紹介しています。Zoom Video CommunicationsやSamsara
など、ランクインしたCEOへのインタビューをご覧になりたい方は、[email protected]までメールにてご連絡ください。ランクインしたCEO、経営幹部、企業文化についての従業員によるコメントも、ご希望により提供可能です。
『Glassdoor』について
『Glassdoor』は、最新の求人情報と膨大な口コミ情報とを結びつけ、人々が自分にぴったり合った仕事を簡単に見つけるお手伝いをします。企業は、求人広告
や採用ブランディング
などの効果的な採用活動ソリューションを通じて、十分な情報を持った人材を大規模に採用することが可能になります。2008年に創設されたGlassdoorは現在、190カ国以上における77万社を超える企業の口コミ情報を掲載しています。詳しい情報はglassdoor.comをご覧ください。
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