Glassdoor、『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングを発表

米国、カナダ、英国、フランス、ドイツのさまざまな業種から選出されたCEOを表彰

カリフォルニア州ミルバレー（2019年6月18日）―企業の口コミ情報を掲載する世界最大級の求人情報検索サイト『Glassdoor（グラスドア）』を運営するGlassdoorは本日、『従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングを発表し、北米と欧州の一部における2019年版の上位入賞者を表彰しました。他の職場ランキングとは異なり、このランキングは、従業員から匿名で自発的に寄せられたアンケート結果に基づくもので、過去1年間のCEOのリーダーシップ、仕事、職場環境などの情報を基にしています。

今年のGlassdoorの『従業員が選ぶ最高のCEO』ランキングは、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツを対象とし、6つの企業カテゴリーに分かれています。米国においては「大企業CEOトップ100」（従業員1,000名以上）に加え、「中小企業CEOトップ50」（従業員1,000名未満）を発表しました。

『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』米国大企業CEOトップ10

1. VMware：Pat Gelsinger（支持率99%）

2. H E B：Charles C. Butt（同99%）

3. In-N-Out Burger：Lynsi Snyder（同99%）

4. TーMobile：John Legere（同99%）

5. Adobe：Shantanu Narayen（同98%）

6. Microsoft：Satya Nadella（同98%）

7. McKinsey & Company：Kevin Sneader（同98%）

8. LinkedIn：Jeff Weiner（同97%）

9. Intuitive Surgical：Gary S. Guthart（同97%）

10. Best Buy：Hubert Joly（同97%）

『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』米国中小企業CEOトップ5

1. Health Catalyst：Dan Burton（支持率99%）

2. Digital Prospectors：Jessica Catino（同99%）

3. Oscar Health：Mario T. Schlosser（同99%）

4. Weave：Brandon Rodman（同99%）

5. South Carolina Federal Credit Union：Scott Woods（同99%）

「従業員の立場から見て非常にすばらしいビジョン、信頼、コミュニケーションを体現している、卓越したリーダーの皆さまを表彰できることを光栄に存じます。『最高のCEO』に選ばれるための競争が年を追うごとに激しさを増すなか、受賞されたリーダーの皆さまには心よりお祝いを申し上げます」と、Glassdoorのプレジデント兼COOであるChristian Sutherland-Wongは述べました。「現代の求職者は、価値観を共有し、自分の能力を最大限発揮できるよう力を与えてくれるリーダーを求めています。上位に選ばれるCEOには、優秀な人材を採用し定着させるために必要な企業文化の構築に踏み出す傾向がますます見られるようになりました。そうした企業文化は、企業の成功に直結しているからです。」

『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の米国大企業CEOトップ100には、IT、ヘルスケア、金融、製造、小売など、さまざまな業種のCEOがランクインしています。今年はVMwareのPat Gelsinger CEOが99%の支持率を得てトップにランクインし、昨年の78位（支持率92%）から大きく躍進しました。また、SalesforceのMarc Benioff氏とKeith Block氏が共同CEOとしては初めてランクインし（17位、支持率96%）、両氏を含む40名のCEOが米国大企業CEOトップ100に初のランクインとなりました。他に初のランクインとなったのは、PaypalのDan Schulman（34位、支持率95%）、 VisaのAlfred F. Kelly, Jr（90位、支持率91%）、Trader Joe’sのDan Bane（93位、支持率91%）などです。女性は7名で、In-N-Out BurgerのLynsi Snyder（3位、支持率99%）、Wegmans Food MarketsのColleen Wegman（54位、支持率94%）、KPMGのLynne Doughtie（72位、支持率92%）などがランクインしました。

『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の米国中小企業CEOトップ50では、上位5名中4名が初めてのランクインとなりました。

今年は、複数の国の従業員から評価を受けたCEOは15名となりました。そのうちの一人であるSAPのBill McDermottは、米国大企業部門、英国、カナダ、ドイツの4部門でランクインした唯一のCEOとなっています。

従業員が自社についてのレビューを『Glassdoor』に投稿する際には、雇用体験に基づく項目を評価するよう求められます。例えば、CEOのリーダーシップや経営幹部についての所感などです。具体的には、『Glassdoor』でCEOを評価する場合、従業員はCEOの能力を「支持する」、「支持しない」、「どちらでもない」のいずれかを回答することが求められます。

『Glassdoor』における約90万社のレビューに基づく、CEOの平均支持率は69%です。

『2019年版 従業員が選ぶ最高のCEO』の「米国大企業部門」や「米国中小企業部門」は、2018年5月2日から2019年5月1日の期間に米国内の従業員から『Glassdoor』に寄せられた口コミをもとに、定量・定性・一貫性を総合的に評価する『Glassdoor』独自のアルゴリズムを用いて決定されました。大企業の場合、会社の口コミが最低100件寄せられ、その中にCEOへの評価及び経営幹部への評価がそれぞれ最低100件含まれていることが条件となります。中小企業の場合、期間中に会社の口コミが最低35件寄せられ、その中にCEOへの評価及び経営幹部への評価がそれぞれ最低35件含まれていることが条件となります。発表されたランキングでは見やすさを重視して、CEOの支持率を整数で表示していますが、実際には小数点第3位以下まで算出して順位を決定しています。詳しい算出方法はhttps://www.glassdoor.com/Award/index.htmでご覧いただけます。ダウンロードも可能です。

2019年の全ランキング：6部門すべての受賞者は以下のウェブサイトからご覧いただけます。

CEOトップ100－米国大企業部門

CEOトップ50－米国中小企業部門

CEOトップ25－カナダ

CEOトップ50－英国

CEOトップ10－フランス

CEOトップ10－ドイツ

なぜ、優れたリーダーシップが重要か：Glassdoor Economic Researchによると、経営幹部への信頼は長期的な従業員満足につながる主要因であり、CEOの評価の高さは、優良な企業文化や財務実績と統計学的に関連があることがわかっています。

CEOへのインタビュー及び従業員のコメント：Glassdoorは、今回ランクインしたCEOが、その経営方針を支えるベストプラクティス、過去のキャリアにおけるエピソード、仕事のモチベーションについて語ったインタビューを紹介しています。VMware、SAP、Raising Cane’s、easyJet、L’Orealなど、今回ランクインした各国のCEOのインタビューをご覧になるには、[email protected]までご連絡ください。ランクインしたCEO、経営幹部、企業文化についての従業員のコメントも、ご希望により提供可能です。

『Glassdoor』について

『Glassdoor』は、最新の求人情報と膨大な口コミ情報とを結びつけ、人々が自分にぴったり合った仕事を簡単に見つけるお手伝いをします。企業は、求人広告や採用ブランディングなどの効果的な採用活動ソリューションを通じて、十分な情報を持った人材を大規模に採用することが可能になります。2008年に創設されたGlassdoorは現在、190カ国以上における90万社を超える企業の口コミ情報を掲載しています。詳しい情報はglassdoor.comをご覧ください。

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