recruit logo

    Newsroom

    • ESG / サステナビリティ

    2020年国際女性デー ダイバーシティ&インクルージョンの新たな一歩

    2020年03月05日 | リクルートスタッフィング

    Team RGF Staffing IWD 2020

    2020年3月8日は国際女性デーです。より多様でインクルーシブ(包摂的)な職場を求めて立ち上がるとともに、一人ひとりの能力や考え方が尊重され、認められる世界の実現に向けてより有意義な貢献をするにはどうしたらよいかということについて、真正面から向き合う日です。女性を含むあらゆる社会のグループにとって、真に多様で包摂的な組織であるためには何が必要なのでしょうか?

    RGF Staffingは、今年の国際女性デーの活動に全面的に参加することを決定しました。国際女性デーは各事業会社が数か月前から待ち望んでいたものであり、4大陸の各地で数多くの活動が予定されています。「国際女性デーは、仕事でもプライベートでも、あらゆる場面でジェンダー平等の重要性を意識させてくれるすばらしい取り組みです」と、USG People BelgiumのカントリーディレクターであるKatty Scheerlinckは述べます。「女性たちは企業のリーダーとして、同僚として、母親として、妻として、平等な権利を得るために何年も前から世界中で立ち上がってきました」そして、その闘いはまだ終わっていないと彼女は付け加えます。「私は国際女性デーの必要がなくなる日を心待ちにしています。それは、全世界で女性が平等な権利と機会を手に入れたことを意味するからです」

    もちろん、世界を変えるにはまず自分を変えることから始まります。RGF Staffingは多様性と包摂性において、誇りに思えるような実績を築いてきました。例えば、昨年は3人の女性リーダーが人材業界専門メディアSIAのGlobal 150 Power Women in Staffing listに選出され外部サイトへ、RGF StaffingグループのPeoplebankは「Employer of Choice for Gender Equality」に7年連続でランクインしました。オランダではUniqueが、先ごろ実施された「匿名履歴書ウィーク(Week of the Anonymous CV)」に参加し外部サイトへ、採用活動におけるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を浮き彫りにし、これを防止するための重点的な取り組みを行いました」

    International Women's Day 2020 Katty Scheerlinck, Country Director USG People Belgium

    Katty Scheerlinck

    「自分のキャリアを創造し、形成する」

    Katty Scheerlinck:「私は、同僚やリーダーとして活躍し成長するための機会を、常に数多く与えていただいたと言えると思います。これは、私がすべての女性の同僚に伝えたいメッセージでもあります。自分のキャリアを創造し形成することが可能だということです。そのためにはもちろん、努力と柔軟性が必要です。仕事と家庭のバランスを取りながら、相手の要望に応じられるように準備し、周囲の人々やビジネスに個人として積極的に関わっていく必要があります」

    また、ジェンダー平等は、あらゆる形の多様性を認める職場や世界の構築という、より広範な目標と切り離して考えることはできません。重要なのは、ジェンダー、性的指向、身体能力、宗教的信念、年齢などの違いを受け入れるだけではなく、積極的に推進し認めることです。RGF StaffingのグローバルHRディレクターであるEmma Northwayは「このような違いがあるからこそ、私たちはビジネス上の課題に効果的かつ創造的な方法で取り組むことができるのです」と、述べます。「しかし、これは当社を含めたすべての企業にとって継続的な問題であることを認識する必要があります。自分たちがどれだけうまくいっていると感じていても、それに甘んじたり、他人と比較したりしている場合ではありません。この日を利用して、どうすれば自分たちのレベルを上げることができるかを考えるべきなのです」

    International Women's Day 2020 - Emma Northway

    Emma Northway

    RGF Staffingは、国際的で多文化な従業員に対する明確な指導原則を定めることで、重要な一歩を踏み出しました。その中には、「多様性と包摂性を認める」、「機会の格差を解消する」、「人権を尊重する」などの原則が含まれます。そして、これらの原則は日々の業務に生かされる必要があります。「これら原則の目的は、個々の企業や従業員に実践的なサポートや具体的な指針を提供し、ダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略や事業活動のすべてに確実に織り込むことです」と、RGF StaffingのCEOであるRob Zandbergenは述べます。

    RGF Staffingがどれだけ包摂的な企業であるかを決めるのは、企業文化です。

    もちろん、企業文化こそ真の違いをもたらすと、Rob Zandbergenは強調します。「明確な指針は重要ですが、私たちがどれだけ包摂的であるかを決めるのは企業文化です。それはRGF Staffingの何千人ものプロフェッショナルのメンタリティであり、個人の信念です」Emma Northwayも同じ意見です。「組織によってはインクルージョンを、『項目をチェックするだけの作業』とみなしているところもあります。インクルージョンに取り組まなければならないことはわかっていても、必ずしも正しい動機に基づいて行動しているわけではありません。そのため、同僚や同僚になるかもしれない人のためのエクスペリエンスが、十分に練られたものになっていないのです。組織が真の意味でインクルージョンの考え方を取り入れれば、世界や周囲の人々にポジティブな影響を与えると同時に、一人ひとりの違いを尊重し、大切にし、認め、最大限に生かすような職場環境をつくることができるのです」

    International Women's Day 2020 Rob Zandbergen CEO RGF Staffing

    Rob Zandbergen

    つまり、(無意識の)思い込み、偏見、差別を克服するための戦いは、より多様な環境がもたらすメリットを心の底から理解することから始まるのです。「そして、それは人々の心の中だけにあるものではなく、他人に自然と伝わる態度であり、他の人々がそれと気づくものなのです」どのようにかと言うと、「人々が自分のバックグラウンドに関係なく、意見やアイデアを自由に述べることができると感じるような雰囲気が作られます。また、自分の貢献が同僚から歓迎され評価されていることを実感できます」こうした企業文化を育むため、RGF Staffingは「allyship(アライシップ)」という考えを推進しています。「これは、お互いが成功するためにサポートし合うという、お互いに対するコミットメントを表しています。また、同僚が異なる視点を自由に表現できるような雰囲気を作ることも含まれます」

    より良い世界を築くことは難しいことである必要はない

    Rob Zandbergenは、このアプローチを採用すればより楽しく心地よい職場環境が作られるだけでなく、企業にもメリットがあることを確信しています。「お互いにサポートし合えば、共に成長することができます。そして私たちが成長すれば、より良いチーム、製品、会社を作ることができます」Katty Scheerlinckも同じ意見です。「だからこそUSG People Belgiumでは、多様性に富む健全な職場づくりに意識的に取り組んでいるのです。昇進を検討したり異動を奨励したりする場合には、その人の能力、スキル、意欲が重要な要素となりますが、私たちは個人だけではなくグループとしても良いものを作りたいと考えています。多様性のあるグループでは、さまざまな視点からの恩恵が得られ、よりバランスのとれた意思決定が可能になると確信しています」

    そしてそれは本日、国際女性デーを迎えるにあたって、心に留めておくべき目標であるとRob Zandbergenは言います。「この考え方のすばらしいところは、企業の成功に不可欠なのは、最終的には、従業員が日々行っている膨大な数の選択であるということがあぶり出される点です。多様性に富む包摂的な職場づくりと言われると、壮大な計画のように聞こえるかもしれません。しかし、ネルソン・マンデラの名言にあるように、より良い世界の構築は必ずしも難しくはないのです。彼はこう言いました。“正しいことを見たら、それをほめなさい。間違ったことを見たら、手を差し延べなさい”」」

    発表元のプレスリリースはこちら外部サイトへをご覧ください。