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    Glassdoor、人種・民族、性自認別の従業員センチメント(実感)と給与情報の項目を新たに追加

    2021年02月17日 | Glassdoor

    Glassdoor Economic Researchによると、黒人従業員の仕事への満足度(3.3)は従業員全体(3.5)に比べて低い

    カリフォルニア州ミルバレー(2021年2月17日)―企業の口コミ情報を掲載する世界最大級の求人情報検索サイト『Glassdoor(グラスドア)外部サイトへ』を運営するGlassdoorは本日、企業のダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)により高い透明性をもたらす新機能を追加外部サイトへしました。新しい機能では、企業評価や給与情報を書きこんだ従業員を属性別に分析することができます。この機能はGlassdoorが2020年9月に実施したDEI評価機能外部サイトへのリリースや、継続中のパブリック・コミットメント外部サイトへに基づき、職場内外でのエクイティ達成のために製品や資源を活用するものです。

    「私たちは、従業員エクスペリエンスを構成する複雑な要素を理解し始めたばかりの段階です。Glassdoorは、従業員がDEIについてどう感じているかについて、センチメント(実感)や給与別に従業員の口コミを閲覧できるようにすることで、職場の現状を深く知る場を提供します」と、GlassdoorのCEOであるクリスチャン・サザーランド=ウォンは言います。「職場の透明性を高めることで、自分たちの強みと弱みを知ることができます。それにより、求職者が活躍の場を見つけたり、企業がより公平な職場や地域社会を作ったりすることを支援します」

    従業員の属性グループ別の評価と給与

    Glassdoorは現在、人種・民族、性自認、育児中・介護中、障がい、性的指向、軍務経験の有無ごとに企業評価、CEO評価、職場環境評価を示すことで、従業員エクスペリエンスに関する、より深い洞察を、求職者、従業員、雇用主に提供しています。また、給与に関する情報は、性自認及び人種・民族別に分類しています。たとえば、ある企業において、黒人従業員が自社の文化やキャリア機会をどのように評価しているか、LGBTQ+の従業員が自社の経営層のリーダーシップをどう評価しているか、あるいはある職務において、性自認が女性、男性、ノンバイナリーである従業員それぞれの平均給与はいくらか、ということを調べたり、比較したりすることができます。2020年秋に属性情報の提供を開始して以来、Glassdoorは3,300社以上の従業員18万7000人から約80万件の属性別情報を集めており、今後もさらに情報の収集を続けます。従業員から多くの属性情報が寄せられた企業には、Walmart外部サイトへAmazon外部サイトへTarget外部サイトへStarbucks外部サイトへAT&T外部サイトへなどがあります。Glassdoorはユーザーの匿名性及びプライバシー外部サイトへの保護を約束しているため、Glassdoorへの属性情報提供は任意であり、匿名で表示されます。

    GlassdoorとThe Harris Pollの調査PDFダウンロードによると、従業員と求職者のおよそ4人に3人(76%)が、従業員が多様であることは、企業や職のオファーを評価する際の重要な要素だと考えています。多様な属性グループの従業員による職場エクスペリエンスや給与の評価を提供することで、求職者は、その企業で働く従業員センチメント(実感)に対して、より個人的な理解を深めることができます。また、企業のDEIの現状にさらなる透明性をもたらすため、企業評価や給与を属性グループ別に調べたり、比較したりすることができ、類似点や相違点が明らかになります。同様に雇用主は、新機能により、自社のDEIの取り組みについて順調な部分と改善が必要な部分をより深く知ることができます。雇用主は従業員センチメント(実感)の現状や平均給与を従業員の属性グループ別に調べ自社データを他社と比較することで、DEI重視の採用活動に役立てることができます。

    最新調査報告:職場における黒人従業員のエクスペリエンス

    この新機能に加えて、Glassdoor Economic Researchは、黒人従業員とその他の従業員の職場満足度の違いについて予備分析を発表外部サイトへしました。分析によると、黒人従業員による企業の総合的な評価は平均を下回り、従業員全体の平均3.5(5段階評価)に対して3.3となっています。つまり、黒人従業員(3.3)は従業員全体(3.5)より全般的に満足度が低いということになります。しかし、黒人従業員の満足度は、企業によって大きな差があります。

    本調査では28社を分析し、それぞれ、米国内の黒人従業員から少なくとも15件の評価が出されています。この調査結果を黒人従業員と、自身を非黒人と自認する従業員群と比べたところ、28社中11社で黒人従業員の仕事に対する満足度評価が低いことがわかりました。また、Glassdoorサイトに掲載された企業全体(属性情報提供の有無に関わらず、すべての従業員による評価)の平均と比較したところ、28社中21社で黒人従業員の仕事に対する満足度が低いことがわかりました。黒人従業員による企業の総合的な評価が4.2と最高だったのは、巨大IT企業のApple外部サイトへでした。

    Glassdoorでは、社内のDEIリーダーや人材開発部と専門家に助言を求め、製品及び経済調査を改善しました。

    あなたのエクスペリエンスを教えてください:Glassdoorは求職者と従業員に、自発的かつ匿名による属性情報の共有外部サイトへをお願いしています。Glassdoorが従業員から属性情報や洞察を多く集めることができれば、それだけデータの信頼性は高くなり、DEIの実態についてより深く知ることができます。

    画像、動画、企業向けツールキット、面談:新機能の画像や動画外部サイトへをご覧いただけます。従業員全体における少数派の従業員とDEIリーダーを取り上げたこちらの動画外部サイトへも、ご使用いただけます。また、Glassdoorは、DEIの改善に取り組む企業を支援するために、DEIプログラム構築外部サイトへツールキットも発表しています。ご要望に応じてインタビューも可能です。詳しい情報については、Eメール([email protected])でお問い合わせください。

    Glassdoorについて

    Glassdoorは、最新の求人情報と膨大な口コミ情報とを結びつけ、世界中の人々が自分に合った職や企業を簡単に見つけるお手伝いをします。企業は、採用ブランディングなどの効果的な採用活動ソリューションや従業員の声を抽出するサービスを通じて、十分な情報を持った人材を大規模に採用することが可能になります。

    2008年に創設されたGlassdoorは現在、190カ国以上における100万社を超える企業の口コミ情報を掲載しています。詳しい情報はglassdoor.comをご覧ください。


    発表元のプレスリリースは
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