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Indeed、社会全体のウェルビーイング向上を目指して結成された組織連合である World Wellbeing Movementに創設メンバーとして参画
2022年07月08日 | Indeed
世界No.1求人サイト (注1) である『Indeed』を運営するIndeed, Inc (以下、Indeed)は、社会全体のウェルビーイングの向上を目指して結成された組織連合であるWorld Wellbeing Movementに、創設メンバーとして参画しました。
World Wellbeing Movementは、産学官の世界的リーダーが名を連ねる組織連合で、ビジネスおよび公共政策においてウェルビーイングが意思決定の中心に据えられるようになることを目指しています。
同組織では、学術面でのパートナーである英オックスフォード大学をはじめとして、BT、HSBC、マッキンゼー、S&P、スナム、ユニリーバなど、創設メンバーである企業および慈善団体から成る、世界的ネットワークが有する専門知識の活用が期待されています。
World Wellbeing Movementは、英オックスフォード大学で7月8日(金)から3日間にわたり開催されるカンファレンスにおいて、正式に発足します。
「より幸福度が高く、より生産的な組織をつくるためには、ウェルビーイングの測定が重要です。World Wellbeing Movementに参画できることは、より良い職場環境を目指すIndeedとって素晴らしい機会です。職場のウェルビーイングを重視する人々が増加している今、この取り組みを進める意義は一層深いものであると考えています。雇用者である企業は、ストレスの少ない職場環境をつくり、それによって従業員の生活の質、そして社会そのものをより良いものにしていくという重要な役割を担っています。すべての人々のウェルビーイングを高めるための各種政策が推進されことは、女性やマイノリティ等により顕著に負の影響が及ぼされている、ストレス性障害などの「ウェルビーイング格差」の解消にもつながっていきます」(Indeed, Senior Vice President, Environmental, Social & Governance, LaFawn Davis)
World Wellbeing Movementは、企業や組織が社会に与える影響(ソーシャル インパクト)を測る指標を環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書に盛り込むことなどによって、より明確なウェルビーイングの測定を進めること提唱しており、以下を主な目的として掲げています。
シンプルで汎用性の高いウェルビーイング測定基準が、ソ ーシャルインパクト領域の主要ESG指標として普及するように推進
ベストプラクティスの共有およびウェルビーイング向上に関する知見の提供
ポジティブな変化に向けて行動を起こし、気運を高めるコミュニティの形成
World Wellbeing Movementの発足に先立ち、Indeedが行った調査 (注2) では、多くの人々が職場で精神的に満たされることを重視していました。英国、米国、カナダの成人労働者10,090名を対象とした同調査によれば、回答者の90%が職場でどのような気分でいられるかが重要だと考えており、86%は仕事とは単に生活の糧を得るためだけのものではないと考えていました。
また、57%の人々がここ数年で、雇用者である企業に対して、職場のウェルビーイング全般に対する期待が高まっていると回答したほか、82%の人々は従業員の気持ちや感情に寄り添う企業に出会うことが重要だと回答しました。
ウェルビーイング指標は、ひっ迫した労働市場における採用活動に重要な影響を与えています。Indeedが同時に実施した調査 (注3) によれば、職場のウェルビーイングを高く保てている企業には、より多くの応募者が集まる傾向が見られました。ま た、求職者の行動分析を行ったところ、Work Happiness Scoreが平均またはそれ以上の企業の求人に対する応募可能性は、平均で14.2%高いことが示されました。
「企業トップや公共政策の立案者が何より重視すべき目標は、人々のウェルビーイングなのではないでしょうか。Indeedが実施した調査では、従業員のウェルビーイングが高い職場や、市民のウェルビーイングが高い国は、より魅力的な勤務先・居住先であるという結果が出ています。私は、World Wellbeing Movementが目指す世界の実現に携われること、そしてRichard Layard教授やJan-Emmanuel De Neve教授、そしてスナムなど開拓者精神あふれる共同創立者と共に仕事ができることに大きな喜びを感じています」(World Wellbeing Movement, Managing Director, Sarah Cunningham)
(注1) comScore 2021年9月総訪問数
(注2) Indeed Work Happiness Report: 2022年にIndeedの委託でForrester Consultingが実施した調査
*調査対象人数:米国(5,026名)、英国(2,518名)、カナダ(2,546名)の計10,090名
(注3) Workplace Happiness and Job Search Behavior:
MIT Sloan調査報告書6607-22「フィールド実験の結果」、2021年Indeedデータ(米国)
Indeedについて
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