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Indeed、企業向けに難民就業支援ノウハウを提供
2023年02月23日 | Indeed
この資料は、Indeedが2023年2月23日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、皆さまのご参考に供するものです。正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先されます。
世界No.1求人サイトを運営するIndeedは、「We help people get jobs」をミッションとし、2030年までに、難民を含む、様々な障壁に直面する3,000万人の求職者の就業をサポートすることをESG(環境・社会・ガバナンス)目標の1つに掲げています。
母国から逃れ、生活の立て直しを余儀なくされている約800万人のウクライナの人々にとって、就業先を見つけることは難題の1つです。ロシアによる侵攻から1年が経過するなか、Indeedは、難民を採用したいと考える企業に対し、これまでに得られたノウハウや参考になる事例を提供しています。以下は、難民の採用に積極的な企業に対するアドバイスの一例です。
求人にはその仕事に必要なスキルだけを盛り込んでください。言語要件や適性基準を設け過ぎると、有能な応募者を振るい落としてしまうおそれがあります。
募集ポジションに対してオーバースペックであるというだけで応募者を不合格にしてしまわないように注意してください。
地域又は国レベルの難民支援組織と連携してください。
詳細情報はIndeedのブログ「/Lead」からご覧いただけます。
「Indeedは、直接的な支援と並行して、難民が直面している求職活動における障壁についての企業側の理解を促し、困難を軽減していきたいと考えています。この1年間、国際救済委員会(International Rescue Committee (IRC))や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)等のパートナーと連携して活動するなかで、有給の仕事に就くことが難民によい結果をもたらすことは明らかになりましたが、まだあまりにも多くの難民が、採用プロセスに存在する様々な障壁のために、仕事探しに苦戦しています」(Indeed, Senior Director of Social Impact Programs and Partnerships, Parisa Fatehi-Weeks)
Indeedの取組みの一環に、ポーランド及びドイツにおけるウクライナ語版Indeedの提供がありますが、これを利用した求職活動が急増していて、2022年初頭のピーク時には、ポーランドのサイトトラフィックの1.5%に達しました。更に、Indeedがウクライナ語で作成しているキャリアガイドの閲覧数は45,500、難民の採用について説明した企業向けFAQの閲覧数は10,000を超えました。
また、IndeedはグローバルESG目標の実現に向けたその他の取組みとして、Tent Partnership for Refugees、IRC、UNHCR等の組織と連携し、難民の求職活動をサポートしています。これらのパートナーシップにより実現された成果の概要を以下にご紹介します。
ポーランドにおいてウクライナ難民向け採用イベントを多数開催。1,200件超の面接及び600件超の内定につながった。
ポーランド及びドイツで、ウクライナ語版へ容易にアクセスできるようプロダクトをアップデート。
フランス
、ドイツ
、アイルランド
、イタリア
、ポーランド
及び英国
の採用企業向けに、難民の募集・採用に関するガイダンスを含むサポートページを開設。
新たな居住国で求職活動中のウクライナ人向けにキャリアガイド
を作成。
Refugee Services of Texasと連携し、テキサス州オースティンにおいて、難民やアフガニスタンからの特別移民ビザ保有者向けの採用イベントを開催。イベント参加者にラップトップPC、モバイルホットスポットを配布し、ライドシェア型のオンライン配車サービス「Lyft」を無料で利用できるように手配。
難民や十分なサービスが受けられない地域の人々に対し無料オンラインコースを提供するドイツのスタートアップ企業、Kiron
とのパートナーシップを開始。欧州最大の難民受入国であるドイツで今後も難民を支援していくべく、パートナーシップを更に強化していく予定。
「今年も世界が一丸となってウクライナ難民支援に取り組んでおり、ビジネスの世界も例外ではありません。私たちTentは、Indeedをはじめとする多くの企業と連携し、ウクライナ難民の就業を支援できていることを誇りに思います。ウクライナ難民にとって、仕事は家族を養うためだけのものではありません。先が見えず不安に直面している人々にとって何よりも大切な、日々の生活における安心感、経済的な安定、そしてウクライナ人の連帯感を取り戻す役割も果たしています」(Tent Partnership for Refugees, VP for Europe, Noni Rossini)
Indeedについて
Indeedは、世界で最も多くの求職者に利用されている世界No.1の求人サイト(注1)です。現在60ヵ国以上、28の言語でサービスを展開し、求職者は何百万もの求人情報を検索することができます。300万社以上の企業がIndeedを利用して求人や採用を行っています。またIndeedは月間で3億以上のユ二ークビジター数(注2)を誇り、求職者が求人検索や履歴書の登録、企業の情報検索を行っています。そしてIndeedの採用実績は、他の有名求人検索エンジンの合計の2.5倍(注3)にのぼります。詳細はindeed.comをご覧ください。
(注1) Comscore 2022年9月総訪問数
(注2) Indeed社内データ 2022年4-9月
(注3) BreezyHR 2021年採用データ
発表元のプレスリリースはこちらをご覧ください。