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テレワークで広がる派遣スタッフの可能性

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平田 朗子

リクルートスタッフィング スマートワーク推進室 室長

これまで、日本における派遣スタッフのテレワーク実施率は低い状況でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リクルートスタッフィングでは、派遣スタッフのテレワーク実施率が、約1%(2020年1月)から約48%(同年5月)へと大きく伸長しました。
また、2020年6月に私たちが実施したアンケート調査*1によると、テレワークを経験したことのある派遣スタッフのうち、約9割がコロナ禍において初めてテレワークを経験しています。また、新型コロナウイルス感染症が収束しても、派遣スタッフ、派遣先企業ともに約8割がテレワークを希望していることが分かりました。
柔軟な就業環境を求める傾向の強い派遣スタッフとテレワークという働き方は、非常に相性がよく、テレワークの対象が派遣スタッフにも適用されることで、居住地に制限されることなく、より多くの雇用を創出することができるのではと考えています。今年の人材派遣領域におけるトレンドとして、オフィス勤務と在宅勤務を組み合わせた「出勤オフ派遣」*2を発表しましたが、誰もが働きたい場所で働ける、柔軟な勤務形態の拡大は続くでしょう。
私たちも、派遣登録を検討される方を対象としたオンライン面談サービスの開始*3、派遣スタッフとの定期面談のオンライン化や、テレワーク時でも就業先とのコミュニケーションがスムーズに進むような介在価値の発揮など、社会の変化に即応しながら、派遣スタッフと派遣先企業が必要なサービスを提供していきます。今後も現場での変化の兆しにいち早く気付き、一人でも多くの雇用と多様な働き方を生み出すべく進化を続け、派遣会社としての介在価値の向上を目指していきます。

2020年09月30日

※事業内容や所属などは記事発行時のものです。