サステナビリティ
人材
従業員へのコミットメント
管理職の女性比率
2030年度までに、リクルートグループの上級管理職・管理職・従業員、それぞれの女性比率を約50%にすることを目指します(注2)。
多様な従業員の価値創造への意欲を最大化することを経営の重要テーマと位置付け、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)に取り組んでいます。管理職の任用においても多様性を重視し、ジェンダーについてはグループ目標を定めて推進しています。
価値創造サイクル
起点は一人ひとりの従業員
リクルートグループの価値創造サイクルの起点は、一人ひとりの従業員です。従業員の好奇心や情熱を最大化することで、世の中があっと驚くような商品やサービスを生み出すことができます。これによって事業が成長し、結果として株主の皆様に価値を還元することができると考えています。
2023年度の進捗
3カ年目標(注3)達成に向けて取り組みを加速
管理職の女性比率の向上に向け、2030年度の目標達成のマイルストンとして3カ年目標(注3)を設定しています。2023年度は、この達成に向け、各戦略ビジネスユニット(SBU:Strategic Business Unit)で従業員の成長支援や能力開発への機会の提供を通して、管理職候補者プールの拡大に取り組みました。
また、3カ年計画の達成如何を、業務執⾏取締役と主に環境・社会・ガバナンス(ESG)テーマの推進を担う執行役員の長期インセンティブ報酬の一部に連動させ(注4)、取り組みを加速しています。
ジェンダーパリティ目標達成に向けた各事業での取り組み
2030年度までに目指すグループ全体のジェンダーパリティ目標に向けて、各SBUのリーダーが、自ら組織の目標を定め、変革に向けて試行錯誤を重ねています。これは、各SBUでは女性管理職比率の現状と課題が大きく異なるためです。
下記のグラフの通り、人材派遣SBUは、従業員と管理職ではすでに女性比率50%を達成しており、残る課題は上級管理職のみです。一方で、マッチング&ソリューションSBUとHRテクノロジーSBUにおける女性管理職比率はまだ目標実現に向けた途上にあり、それぞれの環境と課題に即した施策を展開しています。
SBU別の各階層における女性比率
(注) 2024年4月時点の数字。
ジェンダーパリティ目標実現に向けた取り組み
2030年度までに目指すグループ全体のジェンダーパリティ目標に向けて、各SBUのリーダーが、事業や地域の課題や特性に合わせて、自ら組織の目標を定め、変革に向けた試行錯誤を重ねています。
最新のDEIの取り組み
コーポレートブログ「Inside Out」でもDEIの取り組みを紹介しています。
- 本ウェブページに記載の年数は、その年の4月1日に開始し、翌年3月31日に終了する当社の会計年度を意味する。また本ウェブページに記載の数値は、すべて概数。
- 上級管理職は、当社およびマッチング&ソリューションSBUにおいては執行役員/専門役員、HRテクノロジーSBUと人材派遣SBUにおいては主要子会社社長/重要機能トップを示す。管理職・従業員の女性比率は、リクルートホールディングス、全SBU統括会社および各SBU配下の主要子会社について集計。管理職は、部下を持つすべての管理職。
- 従業員における女性比率目標については2022年4月1日時点から2025年4月1日時点までの実績を対象とする。
- 長期インセンティブ BIP信託(株式)報酬の一部として設定し、3カ年目標の達成如何によって支給有無を決定する。