To help people everywhere find a job and company they love.
13年前、私たちは人々が自分の納得のいく仕事や企業を見つけられるように願いを込めて、会社を最もよく知っている、そこで働く従業員から直接情報を提供するというビジネスを立ち上げました。その当時、実際の仕事内容や給与額、選考プロセスなどを知ることは容易ではありませんでした。多くの職場に欠けていたのは「透明性」だったのです。そこで、職場情報の透明性を高めることを目的にGlassdoorを設立しました。この目的は今でもGlassdoorが最も大切にしていることです。職場情報の透明性を高めることで、人々はその企業で働くイメージを具体的に持つことや、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができ、企業側もより求職者のニーズに沿った情報提供や職場改善ができます。
クリスチャン・サザーランド=ウォン (Christian Sutherland-Wong) Glassdoor CEO
この1年、新型コロナウイルスの感染拡大により労働市場は急激に変化しましたが、Glassdoorは、求職者、従業員、企業クライアントのあらゆるニーズに迅速に対応しました。たとえば求職者は、この厳しい時期だからこそ安全に働ける職場を探しています。私たちは、既存のプロダクトにいくつかの機能(英語サイトに遷移します)を迅速に追加して、この時期でも積極的に採用活動を行っている企業、福利厚生やメンタルヘルスの面で高い評価を受けている企業、在宅勤務が可能な企業などを簡単に見つけられるようにしました。
実はこれより前から、Glassdoorのオンラインプラットフォーム上では、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンに関する問題を議論するユーザーが増えていました。またGlassdoor社内でも、各企業が表明しているダイバーシティやインクルージョンの実体をもっと明らかにすべきだという声が上がっていたことから、社会の要請に応えるソリューションの構築に着手したのです。その結果、今では、何百万人もの人々が、Glassdoorの企業のダイバーシティ&インクルージョン評価(英語サイトに遷移します)を見ることで、その企業が本当に多様性に富んでいるかどうかを知ることができます。さらに、従業員の属性情報を活用することで、企業の評価や給与データ(英語サイトに遷移します)などを、性自認や人種・民族などの属性別に表示できるようにしました。また、企業クライアントはこの情報をもとに、自社のダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを客観的に把握することができ、自社のプログラムの改善に役立てています。
これら直近の取り組みは、Glassdoorが世界中の職場の透明性を高めている例の一部に過ぎません。今、私たちは、これまでの延長線上からさらに一歩進んだビジョンを掲げています。それは、あらゆる職場に圧倒的な透明性(英語サイトに遷移します)を実現することです。
多くの従業員が物理的にオフィスに出勤する必要がなくなり、働く場所の選択肢が拡がっている現在、求職者と従業員はこれまで以上に働く環境を選べる状況になっています。さらに、特にこの1年間で彼らが求めるものは大きく変化しました。働き方はフレキシブルに選びたい。雇用主や仕事とのつながりを感じたい。自分の居場所が欲しい。自分のニーズに合った仕事や企業を見つけるために、もっと細かい情報が欲しい。彼らは、世界中のどこにいても、他の人と会話をしたり、質問をしたり、直接会っていない同僚ともつながったり、自分のキャリアを育むコミュニティを見つけたいとも思っています。これらの要望を叶えるために求職者や従業員は、今まで以上に、より多くの情報にアクセスする必要があるのです。
私たちは13年にわたり「職場」という世界を変えてきましたが、まだまだ先は長く、終わりは見えません。この新しい職場探しへのニーズに応えるために、Glassdoorは、「To help people everywhere find a job and company they love.」というミッションを通じて、あらゆる職場に圧倒的な透明性を提供し続けます。