Indeedはこの10年で急速にグローバルで事業を拡大してきました。特に直近の数年間では、Indeedの企業理念やミッションを世界中で伝えていくことに力を入れています。
Indeedの「We help people get jobs」というミッションは、求職者に対して最良の検索結果を提供することから、求人企業の採用プロセスの支援やリクルーター向けのトレーニングに至るまで、一貫して重視されています。全ては、より多くの求職者が自分に合った仕事を見つけ出すために行われています。
Indeedでは、独自の企業理念やミッションを伝える上で、人びとの感情に寄り添うことを大事にしています。たとえば、企業広告を制作する場合でも、求職者や求人企業に対する我々の想いや活動を具体的に伝えて、より身近な存在であることが伝わるように工夫しています。
グローバルキャンペーン「Stories(ストーリーズ)」のコマーシャル "The Wish(願い)"
最近展開した事例の一つに、2018年7月にテレビおよびデジタルチャネルでのコマーシャル放映を開始したグローバルキャンペーン「Stories(ストーリーズ)」があります。
新シリーズのコマーシャルでは、心温まる、映画の一場面のような4つの動画、The Wish(願い)、The Box(箱)、The Dream(夢)、そしてThe Drop(涙)を制作、公開し、Indeedが求職者に寄り添い、キャリアストーリーを作り上げるパートナー的存在であることを表現しました。それぞれの動画では、求職者が自分のキャリアの目標を達成し、夢を実現するための第一歩を踏み出すことをIndeedが応援し、その活動にコミットすることを表しています。
現在、これらの動画はアメリカ、カナダ、フランス、オランダおよびイギリスで放映されており、さらに新シリーズとして『The Text(テキスト)』が放映される予定です。
グローバルに知られ、ローカルに根づく
Indeedでは、その企業理念やミッションをグローバルに伝えていく中で、新たに市場開拓を目指す各国・各地域固有の特性を理解し、その上でサービスを運営することも重視しています。
なぜなら、拠点を置くアメリカ、日本、ドイツ、オーストラリア、インドを含む55の国と地域では、働き方だけでなく、商習慣、規制、文化がまったく異なるからです。
グローバルに発信する内容を、それぞれの国や地域固有の特性を理解しながらローカライズすることは容易ではありませんが、Indeedではグローバルとローカルのバランスを大事にして各マーケットとコミュニケーションを行っています。次に紹介する、オーストラリアとドイツで最近実施された2つのキャンペーンはその例です。
オーストラリアでの コマーシャル "The Complete Job Search(全てを網羅した求人検索)"
Indeedは2018年8月、テレビやWeb動画、ソーシャルメディア、屋外の看板広告、アートワークを含めた「The Complete Job Search(全てを網羅した求人検索)」というキャンペーンを新たに開始しました。このキャンペーンは、Indeedが初めてオーストラリア市場向けに独自に展開したものであり、ホームページにも掲載しています。
Indeedはある調査結果から、オーストラリアの求職者が求人情報を検索する際、自分に可能性のある求人情報を全て見つけられたと感じているのは、10人中たった1人にすぎないことに気づきました。新キャンペーンでは、仕事探しの不完全さを表現し、Indeedがこの課題を解決するための助けとなることを呼びかけています。
キャンペーンで展開されたこちらのテレビCMでは、途切れた道路、画面が半分で切れているテレビなど、モノごとが完全でない場合にどのようなことが起きるかを表現し、不完全な求人検索の潜在的な落とし穴を強調しています。このCMは、オーストラリアの人びとのニーズをより深く理解したうえで制作を行うため、現地のタレントやクリエイターを起用し、シドニーとキャンベラで撮影されました。
ドイツでのコマーシャル "Nothing to Complain About Here(ここに何も不満はない)"
2018年10月後半、同じようなアプローチで今度はドイツ市場に向けて、「Nothing to Complain About Here(ここに何も不満はない)」というキャンペーンを実施しました。この企画はドイツ市場に向けて初めて実施されたキャンペーンで、テレビ、デジタル、広報活動、ラジオ、ソーシャルメディアなどで展開されました。
キャンペーンテーマは、時間を守り、スポーツに情熱的で、何でもないことに不満を言う、または揚げ足を取る傾向にあるというドイツ人のステレオタイプを、楽しく軽いジョークを交えた手法で表現するものでした。
制作されたテレビCMは、ドイツ人の登場人物がIndeed.comを利用している場面で、特に不満はないにも関わらず、何らかの文句を口にしてしまうという。Indeedのドイツ市場への我々の想いや活動を十分伝えるため、現地のタレントを起用しベルリンで制作しました。
Indeedは2019年も引き続き、世界中でさまざまなキャンペーンを実施して、人びとにIndeedの存在を知ってもらい、求職者に最良のユーザーエクスピリエンスを提供したいと思っています。より自分に合った仕事に出会えるよう、各国・各地域の特性を踏まえながら、新しい価値を創造していきます。
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