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ドイツ他EU各国を中心に飲食店向けオンライン予約サービスを展開するQuandoo(クアンドゥー)社の株式の取得(子会社化)のお知らせ
2015年03月05日
当社は、本日下記のとおり、ドイツ他EU各国を中心に飲食店向けオンライン予約サービスを展開するQuandoo GmbH, Germany(本社:独ベルリン、CEO:Philipp Magin 以下、「Quandoo社」)の発行済株式総数の92.91%を取得し、子会社化することを決定しましたので、お知らせいたします。
なお、Quandoo社の株式につきましては、既に平成26年10月27日に当社の100%出資のコーポレートベンチャーキャピタル「合同会社RGIP」(本社:東京都中央区、代表者:渡邉一正、投資総額45億円 以下、「RGIP社」)を通じて、発行済株式総数の7.09%を取得しており、今回の取得と併せて当社グループでQuandoo社の株式を100%保有することとなります。
記
1.株式取得の目的
Quandoo社は平成24年の創業以来、欧州を中心に急速に成長している飲食店向けオンライン予約プラットフォームを運営しております。このプラットフォームは現在では最高級レストランからローカルダイニングまで、13か国で6,000店以上(平成27年2月28日現在)の飲食店に導入され、同社の提供する業界最先端の予約管理システムによって、導入飲食店の業務生産性の改善やサービス品質の向上が実現しております。
欧州5か国(イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス) における飲食店のオンライン予約数は、当社の調べでは、電話予約等を含めた総予約数に対して、まだ約16%に留まっており、今後大きな成長が予測される市場です。Quandoo社はこの飲食店のオンライン予約市場にいち早く参入しており、特にドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、トルコ、ポーランドの6か国においては、予約可能店舗数が No.1 になる等、急成長中の企業です。
前述のとおり、当社は、Quandoo社に対し平成26年にRGIP社を通じて一部出資し、同社と共同でEU各国における成長戦略を検討してまいりましたが、同社の持つ優れた営業オペレーション及びシステムの価格優位性・機能的利便性と、当社が培ってきた事業運営ノウハウとの融合が、同社の今後の更なるビジネスの発展に有効であるとあらためて確認できたため、今回の株式取得の判断に至りました。
2.背景
当社は、長期ビジョンとして、平成32年(2020年)を目途に人材領域においてグローバル No.1 となることに加え、平成42年(2030年)を目途に販促メディア事業も含めた当社グループが提供する全ての事業領域においてグローバル No.1 のマッチングプラットフォームを展開する企業グループとなることを掲げております。
その実現のため、国内既存事業で安定的に生み出されるキャッシュをベースに、国内・国外含めたM&Aによる新たな事業基盤の獲得及び事業拡大