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新求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」について
2024年01月31日
当社は、新しい仕事を探すことや採用そのものを圧倒 的に簡単にしていくことを、当社の最重要事業戦略「Simplify Hiring」と位置付け、当社HRテクノロジー事業の中核事業であるIndeedをその牽引役として、グローバルHRマッチング市場においてデータとテクノロジーを駆使して事業の進化を図っています。
今般、Indeedは、米国に次ぐ世界第2位のHRマッチング市場規模を持つ日本において、より多くの選択肢と効率的な求職活動や採用活動を求める日本の求職者と採用企業双方のニーズに適切に対応すべく、求人配信プラットフォームであるIndeed PLUS(インディードプラス)を同市場向けに開発し、本年1月30日より全国展開を開始しました。
Indeed PLUSは、「Application Programming Interface」(以下略して「API」)を活用して、企業クライアントの求人を、その内容に基づいて、Indeed PLUSが求人を配信する連携ジョブボード(以下「Indeed PLUS 利用ジョブボード」)の中から最も相応しいと判断されたジョブボードに自動で配信する機能を備えていることが最大の特徴です。
当社のマッチング&ソリューション事業の人材領域(以下「M&S事業人材領域」)は、複数のジョブボードを運営していますが、Indeed PLUSの展開に伴い、既存の転職、アルバイト・パート採用ジョブボードを、Indeed PLUS 利用ジョブボードとして運営し、Indeed Japan株式会社(以下「Indeed Japan」)と共にIndeed PLUSの普及とマーケティング活動、並びに拡販営業を行うパートナーとなります。
当社はこれまで日本において、M&S事業人材領域とIndeedが各々の強みを生かして、一部協業もしながら事業を展開してきました。
M&S事業人材領域は、職種や地域、雇用形態別等、数多くのジョブボードの細分化が進んだ日本特有の事業環境の中で、転職、アルバイト・パート採用広告市場において、リクナビNEXT、タウンワーク、フロム・エー ナビ、はたらいく、とらばーゆ等の複数の有料掲載ジョブボードを広告掲載課金、すなわち「Pay Per Post」(以下略して「PPP」)モデルにて、求人広告事業を展開してきました。一方、Indeedは、無料掲載及び需給によって単価が変動するオークションモデルのクリック課金、いわゆる「Pay Per Click」(以下略して「PPC」)モデルにて、全ての職種について求人広告事業を展開してきました。
今後、M&S事業人材領域とIndeedは日本市場において、求職者と雇用者により良いソリューションを提供するために、協働関係を急速に進展させていきます。
これまで日本の求職者は、雇用形態や職種別に選択した各々のジョブボードに掲載されている限定的な求人の中から仕事を選択する傾向にありましたが、今後はIndeed PLUSが、求人の内容等に照らして、当該求人に最も相応しいと判断されたIndeed PLUS 利用ジョブボードに求人を自動で配信することから、求職者はIndeed PLUSと連携する採用管理システムである「Applicant Tracking System」(以下略して「Indeed PLUS連携ATS」)からポストされた、より多くの求人の中から仕事を選択することが可能になると考えています。
企業クライアントは、Indeed PLUS連携ATSから求人をポストすることで、異なる求人毎に複数のジョブボードを使い分ける必要がなくなります。また、Indeed PLUS連携ATSを使わずIndeedに直接ポストされる求人も、今後はIndeed PLUS 利用ジョブボードに配信されます。これにより、企業クライアントはより多くの候補者の中から最適な人材の採用を、より速く、効率的に実現することが可能になると考えています。また、Indeed PLUSはPPCモデルで提供する成果課金型サービスであるため、PPPのサービス利用時と比べると、企業クライアントの費用対効果の透明性が高まります。
今後の日本国内におけるIndeedの売上収益は、M&S事業人材領域の転職、アルバイト・パート採用広告事業の売上収益が順次Indeed Japanにシフトすることに加えて、新たなIndeed PLUS 利用企業クライアントの獲得や既存企業クライアントの平均売上収益の伸長により、更に増大すると見込んでいます。HRテクノロジー事業は、これにより、米国に次ぐ注力市場の1つである日本における売上収益増大の実現を期待しています。
同時に、M&S事業人材領域は、既存の転職、アルバイト・パート採用ジョブボードをそれぞれIndeed PLUS 利用ジョブボードとし、日本における転職、アルバイト・パート採用広告事業全体をPPPからPPCへ円滑且つ速やかに移行することで、M&S事業