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サステナビリティ

就業までに掛かる時間を半分にする

社会に関する目標

2021年度に15週間掛かっていた求職期間を、2030年度までにその半分の7.5週間にすることを目指します。

2030年度までに、就業までに掛かる時間を2021年度比で約半分(注2)に短縮することを目指す

2021年度に15週間掛かっていた求職期間を、2030年度までにその半分の7.5週間にすることを目指します。

私たちは、求職者の仕事探しをより簡単にするために、求職者の就業までに掛かる時間と、雇用主の採用までに掛かる時間の短縮に取り組んでいます。リクルートグループのプラットフォームを通じて、求職者は、以前よりも仕事情報の検索、応募、面接、そして採用といった就業までのプロセスを、より速くシンプルに行えるようになっています。今後も、膨大なデータを活用してプロダクト進化を進めることで、マッチングの質を向上していきます。

求職者が仕事を探し始めてから採用されるまで、すべての採用プロセスがIndeedプラットフォーム上で完結することを示す図。

測定手法の進化

就業までに掛かる時間を測定する

「仕事探しはいつ始まり、いつ終わるのか?」一見シンプルなこの問いから、私たちの探求は始まりました。なぜならば、世界のどこにも、就業するまでの時間を測るための確立された手法は存在しないからです。私たちは、2021年5月に「就業までに掛かる時間を半分にする」という目標を掲げてから、測定手法を段階的に進化させてきました。

求職活動のゴール(採用シグナル)については、長年データを蓄積してきたことで一定の精度で捕捉できるようになっていました。しかし目標を掲げた時点では、求職活動を開始したタイミングを特定する方法が無かったのです。そこで、Indeedを使って仕事に就いた求職者に就業までに掛かった時間を申告してもらうと、ほぼすべての求職者が就業するまでに掛かった時間は約15週間であることがわかりました(注3)。長期的には、プラットフォーム上のアクションデータから求職活動の開始を特定し、就業までに掛かる時間を測定するために、測定手法の進化に取り組んでいます。

就業者の申告データを詳しく見る

雇用主の「採用までに掛かる時間(注4)

就業までに掛かる時間を半分にする長期目標に向けては、求職者と雇用主、双方のプロセスを理解する必要があります。現在は、Indeed上のデータを使って採用までの各ステップの測定が可能な、雇用主の「採用までに掛かる時間」に注目しています。下図の通り、就業までのプロセスにおいて、求職者と雇用主がたどるステップの多くは同一線上にあり、雇用主のアクションは就業までに掛かる時間に大きな影響を与えています。

雇用主の採用までに掛かる時間は、求人情報の作成から始まり、採用成功で終わります。また、プロセス上の各ステップで掛かった時間は、Indeed上で測定することが可能です。

求職者・雇用主の採用までのプロセス

求職者の就業までのプロセスと、雇用主が採用までにたどるプロセスが被っていることを示す図。

2025年度からは、採用までに掛かる時間の測定方法を、従来の平均値から国際的なベストプラクティスにも沿う「中央値」へ変更しました。2025年12月時点の「採用までに掛かる時間」は30日で、2024年12月時点から6日増加しました(注5)。これは、主に米国のマクロ経済環境の影響が要因です。

不安定なマクロ経済下でもIndeedのプロダクトは採用までに掛かる時間を短縮

Indeedが行った調査では、厳しいマクロ経済の状況下でも、Indeedの有料ソリューションやプロダクトが「採用までに掛かる時間」の短縮に寄与することがわかっています。更なる「採用までに掛かる時間」の短縮に向けては、採用プロセスごとに課題を明確にし、AI等を活用したプロダクトを通じて、初期段階の選考効率化、マッチングの高度化、応募後の求職者と雇用主間のやり取りの効率化を進めています。

Premium Sponsored Jobs(プレミアムスポンサー求人)

プレミアムスポンサー求人はIndeed上の有料求人広告で、マッチングツール、候補者へのアプローチ機能、求人ブランディング機能などの追加機能も利用可能です。米国において、プレミアムスポンサー求人を利用してIndeedに直接掲載された有料求人では、無料求人と比べて「採用までにかかる時間」が50%短いという結果が出ています(注6)

Smart Screening(スマート・スクリーニング)

スマート・スクリーニング機能では、選考の初期段階で、雇用主が定めた要件に基づいて候補者を見つけやすくする仕組みを提供しています。最終的な選考判断は雇用主が行うのですが、要件に沿った候補者を効率的に確認できることから、選考に掛かる時間の短縮にもつながります。本機能を提供している米国での初期テストでは、この機能を利用した雇用主の「採用までに掛かる時間」が平均20%短縮されました(注7)

目標に向けた道のり

リクルートグループは、今後も、革新的なAIソリューションの導入や採用プロセスの効率化や自動化を通じて、雇用主の「採用までに掛かる時間」を短縮し、労働市場や社会の課題解決に貢献していきます。

労働市場の障壁を低減し、
3,000万人の就業を支援する

詳しく見る

  • 本ウェブページに記載の年数は、その年の4月1日に開始し、翌年3月31日に終了する当社の会計年度を意味する。また本ウェブページに記載の数値は、すべて概数。
  • Indeedの求人プラットフォームで就業したユーザーが就職活動を始めた時点から、採用オファーを獲得するまでの期間。
  • 2022年3月31日時点の基準値。Indeedの求人プラットフォームで就業したユーザーが就職活動を始めた時点から、その90%が採用オファーを獲得するまでの期間。2021年9月から2022年3月までの間に就業が確認できたデータから、統計上有効な数値として90%のユーザーが就業するまでに掛かった期間を集計。
  • 「採用までに掛かる時間」は、Indeed上で求人情報が作成されてから、その求人情報に対して最初の採用が報告されるまでの日数。リクルートグループが2030年度に向けて掲げる「就業までに掛かる時間を半分にする」目標に変更はないが、Indeed上で計測可能な雇用主側のアクションデータである「採用までに掛かる時間」をもとに求職者が採用に至るまでのプロセスの課題を発見し、プロダクトの進化を加速することとした。
  • 2025年度より、従来の平均値に代えて中央値を用いる測定方法に変更した。2025年12月時点の30日および2024年12月時点の24日は、いずれも新たな測定方法で再算出した中央値。
  • 2025年1月から2025年3月までの米国データに基づく。対象は、Indeedプラットフォーム上に掲載された求人であり、中央値を用いて算出。
  • 2025年5月から12月までの期間における米国内での、Smart Screeningを有効化した求人データ1,095件のサンプルを、Smart Screeningを有効化していない同条件で比較可能な求人データと比較した結果に基づく。