個性あふれる一人ひとりの挑戦が、
リクルートホールディングスのバリューを
高めていく。
荒井 淳一
執行役員
IR・経営企画本部付

リクルートホールディングスの「価値」は、
まだまだこんなものではない。

私は現在、経営企画本部の執行役員として、リクルートホールディングスの企業価値の最大化をミッションとし、グローバル資本市場からの当社の評価を強く意識しながら、広範囲にまたがるコーポレートファイナンスプロジェクトや四半期毎のグローバル資本市場対応など、いわゆるIRを担当するとともに、社内組織や機能の進化・効率化を推進しています。

大学を卒業した1988年から米国投資銀行でM&Aアドバイザリー業務を中心とするコーポレートファイナンス業務に携わりました。そして2016年に、それまでの経験から学んだことや自分なりの仮説を実際に事業会社で実験・実証してみたいと考え、日本でも数少ない「世界で戦える会社」であり、それまで私のクライアント企業の一社でもあったリクルートホールディングスでなら勝負する価値があるのではないかと考え、当社に入社しました。

私は、各事業が個人ユーザーや企業クライアントに貢献することに真摯に向き合い、時代に合わせて事業を変化させながら成長し続けているリクルートホールディングスは、時価総額で常に日本の五指に入るくらいの存在になってもおかしくないと思っています。しかしながら、当社の事業は多岐にわたっており、ビジネスモデルも必ずしも理解しやすいものではない上に、さらに進化していくことで変化し続けていることから、価値や魅力を訴求することが簡単ではないのです。

グローバル資本市場の期待や応援、持続的な成長に対する信頼を積み上げることで、将来の売上や利益の想定や予想に基づいた評価、すなわち時価総額を高め続けていくことが私のミッションですが、まだまだ不十分で道半ばだと感じています。グローバルテクノロジー上場企業として成長を期待され続ける当社で、これを一緒に推進していく仲間がもっと必要なのです。

日本国内においては、日々の生活や人生における何らかの場面でリクルートのサービスをご利用いただく機会がありますし、リクルートを卒業して社外で活躍しているOB/OGが紹介されるケースも多いので、一定のブランドイメージが形成されていると思います。

それでも紙媒体の広告事業が中心だったところからネットへとシフトし、マッチングやSaaSによるビジネス支援へとサービスの領域が広がることで、今や国内事業だけをとってもテクノロジー企業へと大きく変貌を遂げています。

「Simplify Hiring」「Help Businesses Work Smarter」「Prosper Together」という3つの経営戦略を柱に、テクノロジーを活用したグローバル人材マッチング事業の進化、Fintechを含むSaaSソリューションを活用した企業の業績と生産性向上への貢献、そしてサステナビリティへのコミットメントとして発表したESG目標の達成を目指す私たちの現在の姿を、資本市場や株主を含むステークホルダーの皆様に対して丁寧に伝え、ご理解いただくことが必要であると考えています。

一方で海外資本市場においてはIndeedを保有している会社という認識が現在は極めて強く、リクルートの国内事業の強さや進化は必ずしも適切に認識されていません。HRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業、人材派遣事業というセグメントポートフォリオで構成されるリクルートホールディングスは比較対象企業が少なく、ワンアンドオンリーの色彩が強いことから、投資家にとって価値判断が難しい存在でもあります。長期的戦略に沿った事業活動をどのように開示し、世界の投資家や株主の皆さんに対してどのように説明していくのかを常に工夫し、進化させ続けなければなりません。

また、グローバルに展開するグループ全体をどのように統治し、どこにリソースを集中・配分するのかも企業価値を左右する重要な要素です。持株会社機能を掌る私たちの一つひとつの仕事がリクルートホールディングスの「バリュー」をつくっていくのです。いずれの職種においても、これまでの「当たり前」や「こうやってきたから」に囚われない発想力や創造力を求められる機会に溢れているので、更なるグローバル化が進む当社で自分の可能性を広げたいと考える方にとって、他では得られないやりがいのある仕事が待っていると思います。

積み上げてきた経験や与えられた役割にとらわれず、
枠をはみ出して挑戦することで、あなたの可能性はもっと広がる。

大多数の企業では、コーポレートスタッフには明確な役割が割り当てられ、「それ以外のことはやる必要はないし、隣の芝生に入っていくべきではない」というマネジメントをしていると思います。でも、ここでは与えられた仕事を黙々とこなすだけでは「標準評価」しかもらえません。与えられた仕事や役割の範囲を超えて、自分が必要だと思ったことや、やりたいと思ったことに積極的に挑戦する人が評価される。それを皆が応援しサポートする。「Bet on Passion」のカルチャーが根付いているのです。私自身も入社当初は驚きましたし、その本質を理解できるまでには時間がかかりました。「与えられた仕事や役割の中で自分の専門性を発揮することだけに集中したい」といった受け身の働き方を希望される方にとっては、ストレスのかかる環境と言えるかもしれません。

一方で、自分の専門領域やこれまでの経験に固執せず、キャリアの可能性を広げていきたいと考える方であれば、機会は無限に広がっています。たとえば、経営トップに近いところで意思決定を直接サポートしたいと考えている財務経験者の方がいたとしましょう。経営トップとのコミュニケーションにおいては、個々の専門領域だけではなく全体を俯瞰して広く理解をした上で最適な判断を行うことが求められます。それには事業を深く理解することが不可欠ですし、かつ社外のステークホルダーからの評価や期待をとらえて的確に説明するスキルも必要です。そこで、「目指すポジションに近づくために、まずは財務の経験も活かせるIR部門やPR部門で事業の理解を深め、株主を始めとする投資家や社内外のステークホルダーへの発信やコミュニケーションに挑戦してみよう」というように、一人ひとりの「Will」や長所を尊重したジョブアサインが当然のこととして柔軟に行われます。複数の部署を兼務することも一般的です。知的好奇心を持って貪欲に自分の可能性を探索し、新たな機会に積極的にチャレンジできる人にとっては最高の環境だと言えるのではないでしょうか。

自分が最も輝けるワークスタイルで個性を発揮し、
新たな機会への挑戦を楽しんでほしい。

リクルートホールディングスは少数精鋭のフラットな組織が特徴ですが、一人ひとりの個性が尊重され、多様性にあふれたメンバーに支えられています。互いに「違い」を認め、活かし合う組織風土が根付いており、当社のバリューズの一つである「Bet on Passion」の考え方が体現されていると思います。もし、これまでのキャリアや現在の職場で自分を思うように表現できず、窮屈な思いを抱いている方がいらっしゃるならば、ぜひリクルートで存分に価値を発揮していただきたいですね。

とはいえ、「自分の可能性は広げていきたいけれど、まったく新しいことに挑戦するのはハードルが高いな」と思われる方もいるかもしれません。誰でも初めてのことに挑戦することは怖いですし、まして転職して新しい環境に飛び込むとなれば当然の感覚だと思います。でも、一人でゼロから挑戦するというわけではありません。あなたにとっては初めてのことでも、周りには同じ道を経験してきたロールモデルとなる仲間がたくさんいます。まずは上長や周りのメンバーのやり方を真似してやってみる。そうすると、もっとうまくやるために工夫すべき点やより自分に合ったやり方が見えてくるので、気付いた点を改善してやってみる。それを繰り返していく中で、徐々に自分ならではの個性も見えてくるはずです。

当社ではコロナ禍以前のかなり早い段階からリモートワークの活用に力を入れるなど、時間と場所の制約にかかわらず、スピードを上げて、正確に、ストレスなく業務を遂行できるよう、オペレーションの進化を追求してきました。その結果、コロナ禍においても生産性を下げることなく、むしろよりシンプルに、より速く仕事を進めることができるようになりましたし、育児との両立を図りながら圧倒的に高いパフォーマンスを発揮しているメンバーも多くいます。

自分が最も高い価値を発揮できるワークスタイルで、多様なロールモデルに囲まれながら、常に新たな機会に挑戦し続けることで自らのキャリアを切り拓いていく。そんな気概を持った方と、ぜひ一緒に働きたいですね。お会いできることを楽しみにしています。

荒井 淳一
荒井 淳一(あらい・じゅんいち)
執行役員
IR・経営企画本部付
外資系証券会社にて長くコーポレートファイナンス業務に携わり、M&Aや投資分野に精通。2016年11月に株式会社リクルートホールディングスに専門役員として入社し、2018年4月より執行役員(現任)。決算後は国内外の多数の機関投資家との面談を実施。
外資系証券会社にて長くコーポレートファイナンス業務に携わり、M&Aや投資分野に精通。2016年11月に株式会社リクルートホールディングスに専門役員として入社し、2018年4月より執行役員(現任)。決算後は国内外の多数の機関投資家との面談を実施。
2022年08月05日
※事業内容や所属などは記事発行時のものです。
※取材時は十分な距離を保ち、可能な限り接触を避ける措置を講じています。また、撮影時のみマスクを外しています。