税務を通して日本企業の価値向上に貢献し、 日本をもっと住みよい国にしたい

税務統括部

池原 真美

国内税務・国際税務の両面から、事業の成長を支えていく。

2022年2月に入社し、税務統括部にて主に株式会社リクルートを中心とする国内税務を担当しています。四半期単位での税務コンプライアンス業務に加え、全社の予算作成や経営会議資料等の税金計算レビューを行ったり、グループ各社の経理担当者から寄せられる税務相談に対応したりしています。ルーティンワークのように思われるかもしませんが、そんなことはまったくありません。常に「前回よりもより良くするためには何を変える必要があるか」と考えながら、新しいやり方にトライすることが当たり前に定着していて、毎日新しい論点や案件が生まれてくるのでまったく飽きることなく日々を過ごしています。

また、5月からはIndeed Japanの税務担当を兼務することになり、アメリカやアイルランドにいるHRテクノロジーSBUのTaxチームと連携しながら、日本における事業活動をサポートしています。Indeedを中心とするHRテクノロジーSBUの本社機能は米国とアイルランドに置かれており、Indeed Japanは世界各地にある海外拠点の1つという位置付けです。税務に関しては米国内については米国のTaxチームが担当し、その他の国についてはアイルランドのTaxチームが統括しています。そのため、Indeed Japanの税務もアイルランドのTaxチームが担当し、日本に税務専門の担当者はいない状態でした。しかし、日本でも事業が急成長を続ける中で、日本語が分からないスタッフたちが日本の税法に適切に対応することは難しく、現地に税務専門の担当が必要ではないかと議論されていたため、私がアサインされることになったのです。

私は入社する前、夫の仕事の関係で海外に移住し、7年間プロフェッショナルファームの事務所で法人税のアドバイザリー業務に携わっていました。帰国に合わせて転職を考えた時、これまでの経験を活かし、グローバル本社で新たな機会に挑戦したいと考え、ここで働くことを選択しました。ですから、まだ入社して数ヵ月というタイミングで、ようやく国内事業のことが分かってきたばかりの状態ではありましたが、Indeed Japanの税務担当という仕事は自分にとってチャンスだと思ったのです。そんな私の気持ちを、部長やリーダーは理解してくれていたのだと思います。一人ひとりの思いを尊重し、期待して、機会を提供してくれる企業文化は、噂で聞いていた通りでした。これから皆さんの期待に応えられるよう、まずは事業に対する理解を深めて、国内・国際両面でよりレベルの高い税務を実現できるように努力していきたいと思います。

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最先端のグローバル税務組織として進化に挑戦し続け、
日本企業の価値向上に貢献したい。

監査法人や税理士法人での仕事と大きく違う点として、会話の相手が異なるという点が挙げられます。前職では税務や経理のスペシャリストと会話することがほとんどでしたし、クライアントに対してもリスクや課題を指摘し、正していくことが役割でした。一方で、現在は事業を推進する立場として、指摘されたリスクに対して「どのように対応するべきか」「どこまでが許容範囲で、他にどのような方法があるのか」と考え抜き、事業の成長や業務効率化、コンプライアンス強化に貢献することが求められます。当然ながら、税務の知識がない現場の責任者や担当者に対して説明したり、相談を受ける機会が多くなります。いかに要点を嚙み砕いて分かりやすく伝えるか。相手が知りたいことや質問の意図を理解して、適切な温度感で伝えられるか。コミュニケーションの難しさを痛感しながら、試行錯誤する毎日です。

リクルートに対しては以前から「起業家精神のある人が集まる場所」というイメージがあったのですが、事業側の方々はイメージ通りに熱い方が多いですね。それはIndeedで対峙している皆さんも変わらず、常に熱量を感じます。税務の知識がない方でも、興味を持って知りたがってくれる人が多いですし、「だったらこういうやり方はどうか?」と担当外の案件も一緒に考えてくれたりします。ビジョン・ミッション・バリューズの実現や事業の成長という目標に向かって、自ら考え行動する当事者意識が全員にあるからこそ、与えられた役割を起点に全方位的に自分の関与領域を広げていけるのではないでしょうか。

もちろん事業側の方だけでなく、リクルートホールディングスの皆さんも熱い思いを持っています。特に私が所属する税務統括部では、部長が「最先端のグローバル税務組織として進化しつづけることで、日本企業全体を変えていきたい」というメッセージを常に発信されています。私自身もこの考え方にすごく共感して入社しました。他の日本企業の模範となるようなグローバルトップレベルの税務組織を実現することで、日本企業の価値向上に貢献したい。そして、日本を今よりもっと住みよい国にしていきたいです。そのためにも、私自身の成長が事業の成長や税務統括部の進化のスピードに遅れないように、食らいついていきたいと思っています。

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フレキシブルでスピーディなワークスタイルと、
個人の挑戦と成長をサポートしてくれるカルチャーが魅力。

転職を検討するにあたって、ワークライフバランスを保ちながらフルタイムで働くと決めていたので、ワークスタイルが自分に合うかどうかは気になっていました。その点、リクルートホールディングスではリモートワークの活用がコロナ禍前から進んでいて、ほぼ在宅ですべての業務を完結できますし、フレキシブル休日なども充実していて、個人の都合で突発的に休まなければならない場面があってもフレキシブルに対応できる、とても働きやすい環境です。最近ではアメリカやアイルランドにいるIndeedのTaxチームとのミーティングも増えてきましたが、時差がある上、夕方には家事の都合もあるため、日本時間の21時以降にミーティングに入ることもあります。私自身はまったく問題ないのですが、Indeed側の皆さんがとても心配してくれて時間を再調整しようとしてくれたり、「次回はこちらが遅い時間にやろう」と言ってくれるなど、国を越えてお互いを尊重し合う風土が根付いている点は本当に素敵だなと感じています。

リクルートホールディングスは日本の大企業でありながら、良い意味でそれを感じさせないフレキシブルでスピーディな会社です。また中途入社の方も多く、入社後のオンボーディングなども手厚くサポートしていただけるので、とても溶け込みやすい環境でした。情報共有をとても大切にするカルチャーが根付いているので、様々な事例やナレッジなどを学べる機会も多く、部内でも日常的にアドバイスやフィードバックが飛び交っています。新しい環境に飛び込んで成長したいという意欲にあふれる皆さんの期待に応えられる環境が整っていると思いますので、ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう!

池原 真美(いけはら・まみ)

税務統括部

2022年2月、当社入社。公認会計士資格を取得後、監査法人に就職して大手商社の会計監査を担当した後、税理士法人に出向して税務の領域へ足を踏み入れる。その後、夫の海外赴任を機に転籍し、海外の現地事務所にて法人税に関するアドバイザリー業務を経験し、7年間の滞在を終えて帰国。現在当社ではグローバル本社としての国内税務とIndeed Japanの税務担当を兼務している。
2022年2月、当社入社。公認会計士資格を取得後、監査法人に就職して大手商社の会計監査を担当した後、税理士法人に出向して税務の領域へ足を踏み入れる。その後、夫の海外赴任を機に転籍し、海外の現地事務所にて法人税に関するアドバイザリー業務を経験し、7年間の滞在を終えて帰国。現在当社ではグローバル本社としての国内税務とIndeed Japanの税務担当を兼務している。

2022年09月01日

  • ※事業内容や担当業務内容などは2022年08月05日記事発行時のものです。

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