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Glassdoor、『2019年 最高の職場ランキング』発表
2018年12月04日 | Glassdoor
Bain & Company、In-N-Out Burger、Facebookが大企業部門のトップ10入り、中小企業部門ではHeap Claimsが1位に
カリフォルニア州ミルバレー(2018年12月4日)―企業の口コミ情報を掲載する世界最大級の求人情報検索サイト『Glassdoor(グラスドア)』を運営するGlassdoorは、11回目となる『2019年 最高の職場ランキング』を発表し、北米と欧州の一部における2019年版の上位入賞企業を表彰しました。他の職場ランキングとは異なり、このランキングは従業員から匿名で自発的に寄せられた、自分の仕事、職場環境、企業の過去1年間の評価に関する口コミ
に基づいて決定されています。
Glassdoorによる今年の『最高の職場ランキング』は6つの部門に分かれており、対象地域は米国、カナダ
、英国
、フランス
、ドイツ
の5カ国です。そのうち米国については、「大企業トップ100社」(従業員1,000人以上)と「中小企業トップ50社」(従業員1,000人未満)に分けて発表しました。ランキングは、過去1年間の総合評価に基づいて決められます。(評価は5点満点で、1.0は「非常に不満」、3.0は「ふつう」、5.0は「非常に満足」です。小数点第3位以下まで算出の上で評価しています。)
『2019年 最高の職場ランキング』米国大企業部門トップ10社
Bain & Company
(満足度4.6)
In-N-Out Burger
(同4.5)
Procore Technologies
(同4.5)
Boston Consulting Group
(同4.5)
LinkedIn
(同4.5)
Facebook
(同4.5)
Google
(同4.4)
lululemon
(同4.4)
Southwest Airlines
(同4.4)
『2019年 最高の職場ランキング』米国中小企業部門トップ5社
Heap
(満足度4.9)
Horizon Innovations
(同4.9)
Silverline
(同4.9)
Marketing 360
(同4.9)
Digital Prospectors
(同4.9)
「現在の逼迫した労働市場にあっては、職場選びの主導権は求職者が握っています。求職者は、企業からの採用通知を承諾する前に社内の実態を知りたいと考えています。Glassdoorの『最高の職場ランキング』は、求職者が最高の仕事と企業を見つけることができるよう、最も高い評価を受けた企業を表彰しています」と、GlassdoorのチーフエコノミストのAndrew Chamberlainは述べています。「雇用主にとっても、職場に満足しやる気に満ちた従業員は、業績向上の原動力になります。今回上位にランクインした企業は、企業文化やキャリアの成長機会などに戦略的に投資しており、このことは採用活動における大きな強みでもあります」
『2019年 最高の職場ランキング』の米国大企業部門のトップ100社には、テクノロジー、ヘルスケア、小売、コンサルティング、食品サービス、旅行関連、不動産、金融など幅広い業種の企業が名を連ねています。Bain & Companyは4度目の1位を獲得し(2012年
、2014年
、2017年
、2019年
)、2009年に『最高の職場ランキング』が創設されて以来初の快挙となりました。また、Bain & Company、Google
(8位、満足度4.4)とApple
(71位、同4.3)の3社のみが、毎年連続してランクインしています。米国大企業ランキングには、今年初登場の企業が31社あり、Compass
(32位、同4.4)、Omni Hotels
(72位、同4.3)、Phoenix Children’s Hospital
(83位、同4.2)、HP
(87位、4.2)などがランクインしました。また、ランキングに復活した企業は16社で、Goldman Sachs
(75位、同4.3/前回ランクインは2012年)、 Costco Wholesale
(79位、同4.2/前回ランクインは2017年)、Chevron
(94位、同4.2/前回ランクインは2016年)などがあります。
米国中小企業部門のトップ50社のうち、今年初登場の企業は33社あり、Heap(1位、同4.9)、Bombas
(24位、同4.8)、23andMe
(26位、同4.8)などがランクインしました。
SAPは、今年5部門(米国大企業、カナダ、英国、フランス、ドイツ)でランクインした唯一の企業でした。
Glassdoorのサイトに口コミを投稿する従業員には、その企業で働くことの良い点と悪い点をいくつか挙げてもらい、経営層に対するアドバイスも任意で書いていただきます。さらには自社全般に対する満足度、CEOのほか、キャリア機会、給与、福利厚生、ワーク・ライフ・バランス、経営陣、文化、価値観といった、職場の主要な特性についても評価してもらいます。また、その企業を友人に勧めるかどうか尋ねるとともに、その企業の6カ月の事業見通しについて、明るい、暗い、わからないで答えていただいています。
Glassdoorのサイトに口コミが掲載されている83万社以上の企業に対する評価の平均は3.4です。
『2019年 最高の職場ランキング』の米国大企業部門と米国中小企業部門にランクインした企業は、2017年10月23日から2018年10月21日の期間に米国内の従業員からGlassdoorサイトに寄せられた口コミをもとに、定量・定性・一貫性を総合的に評価するGlassdoor独自のアルゴリズムを用いて決定されました。この期間に、アルゴリズムの一部として組み込まれる8項目(企業の総合的な評価、キャリア機会、給与・福利厚生、ワーク・ライフ・バランス、経営陣、文化・価値観、友人に勧めるかどうか、6カ月の事業見通し)に対する評価が、大企業であれば最低75件、中小企業では最低30件寄せられていることが必要となります。発表されたランキングでは見やすさを重視して、満足度は小数点第1位までを表示していますが、実際には小数点第3位以下まで算出して順位を決定しています。詳しい算出方法はhttps://www.glassdoor.com/Award/index.htm
でご覧いただけます。ダウンロードも可能です。
2019年の全ランキング:6部門すべてのランキングは以下からご覧いただけます。
動画、インタビュー、従業員のコメント:Glassdoorは、受賞企業のCEO、バイスプレジデント、従業員へのインタビュー動画や特集記事を提供しています。ランキングに関する動画の埋め込みや、受賞企業を特集したGlassdoor Blogの記事や解説の引用・使用の際は、次のリンク先からダウンロードしてください。
動画:最高の職場に必要な条件:2019年ランキング発表動画
特集記事:Bain & Companyのワールドワイド・マネージング・パートナーによる受賞コメント (米国大企業部門第1位)
特集記事:HeapのCEOによる受賞コメント(米国中小企業部門第1位)
特集記事:Microsoft Canadaのプレジデントによる受賞コメント(カナダ国内部門第1位)
特集記事:『最高の職場』受賞企業は優秀な採用候補への面接をどのように行うか
経済調査:2009~2019年の米国『最高の職場』ランキングに見るトレンドの推移
ランクインした企業で働く従業員のコメントと職場やオフィスの写真も、ご要望に応じて提供します。Eメール([email protected])でお問い合わせください。
『最高の職場ランキング』関連イベント:ニューヨークからライブ配信―Glassdoorの『2019年 最高の職場ランキング』受賞企業はいかにしてすばらしい企業文化を確立し、一流の人材を獲得しているか、その方法を探ります。2019年2月27日(水)、ニューヨーク市で開催予定。ただ今、無料ライブ配信の登録を受け付けております。
『Glassdoor』について
『Glassdoor』は、最新の求人情報と膨大な口コミ情報とを結びつけ、人々が自分にぴったり合った仕事を簡単に見つけるお手伝いをします。企業は、求人広告
や採用ブランディング
などの効果的な採用活動
ソリューションを通じて、十分な情報を持った人材を大規模に採用することが可能になります。2008年に創設されたGlassdoorは現在、190カ国以上における83万社を超える企業の口コミ情報を掲載しています。詳しい情報はglassdoor.comをご覧ください。
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