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北村吉弘:メディア&ソリューション SBU長メッセージ FY2021

10年後、無くてはならない存在へ

昨年まで私たちは、SBU統括会社と7つの事業会社としてメディア&ソリューション事業を展開していましたが、2021年4月より、壁を取り払い組織を統合。事業ノウハウや多様な人的資産を柔軟に組み合わせ、さらなる価値提供を実現する体制となりました。
その目的は、中小企業を中心とした日本中の企業クライアントの「不」(不満や不便、不安)の解消に他なりません。これまで同様、そしてこれまで以上にパワフルに、マッチングメディアと業務支援サービスを通じて、日本の労働生産性向上に寄与したい。そのために新体制でのスタートを切ったところです。

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北村 吉弘 常務執行役員 メディア&ソリューション事業担当 兼 株式会社リクルート 代表取締役社長

これまでメディア&ソリューションSBUでは、人材採用、不動産、進学、自動車、ウェディング、旅行、グルメ、美容などの領域で、社会変化・技術変化に合わせながら個人ユーザーの行動・意思決定をサポートするサービスを提供してきました。近年では「 Air ビジネスツールズ」を軸に、業態に関わらず企業経営や活動における業務時間・コストを軽減し、個人ユーザーの行動変化に合わせた事業展開をサポートしています。これら、バーティカルな事業領域で築いてきた多くの個人ユーザーと企業クライアントとの接点と、「Air ビジネスツールズ」といったホリゾンタルな業務支援SaaS(Software as a Service)ソリューションを組み合わせて、より速く、より深く、産業界のあらゆるお困りごとを解決していくことが、これからの私たちのミッションです。

コロナ禍によって私たちは、望むと望まざるとに関わらず、働き方などの社会的なシステムやライフスタイルを見直さざるを得なくなりました。しかしそのなかで、力強い変化の兆しも生まれています。商談や面談のオンライン化が進み、場所や時間の制約から解き放たれた新しい出会いが増加していること。対面で行えることが制限されるなかで、人が提供すべき価値が見直され、テクノロジーの活用方法が洗練され、より本質的な業務に人々が向かえるようになりつつあること。
私は、この世の中で働く人全員が、価値を生み出す仕事に"のみ"集中できたなら、まだまだ社会は発展できると信じています。データやテクノロジーを活用して、本来のミッションに集中できるように仕事をシンプルにできれば、働いたり遊んだりする時間の使い方がより豊かな方向に変わっていけると信じています。

10年後の世界から見たとき、あらゆる産業の方々から、リクルートのサービスがあってよかった、無くてはならないものだった、そう言っていただけることを目指して。私たちは、新しい組織で、これまで以上に新しい価値の創造による社会への貢献を目指し、より多くの「まだ、ここにない、出会い。」を世の中に提供していきます。

2021年08月26日

※事業内容や所属などは記事発行時のものです。