サステナビリティ
気候変動への取り組み
温室効果ガスの削減に向けた取り組みと実績
バ リューチェーン全体を通したカーボンニュートラルの達成に向けて、まずはオフィス電力の省エネ・再エネ化に取り組んでいます。省エネ・再エネ電力メニューへの移行が難しいオフィスについては、まずはRE100の要請基準(注1)を満たす「エネルギー属性証明書(注2)」の適用を進めています。
その上で、さらに残余する排出量があれば、カーボンクレジットを活用しています。この際、国際的なクレジット認定機関に認証され、気候変動を含む多様なSDGs課題へも貢献しうる植林による除去クレジットなどを確保し、広く地球環境へ貢献することを目指しています。
当社グループの温室効果ガスの削減実績の詳細については、ESG Data Bookの「Climate Change 気候変動」をご参照ください。
温室効果ガス排出量の算出方法、算定の対象領域、温室効果ガス排出量、および温室効果ガス排出量の削減への取り組みについて記載しております。
(注1) RE100 TECHNICAL CRITERIA Version 3.0を参照
(注2) エネルギー属性証明書とは、グローバル基準であるGHGプロトコル(排出量算定および報告に関する基準)に基づき、広く認識されている再生可能エネルギーであることの環境価値を示すものです。
リクルートグループの取り組み(スコープ1+2)
リクルートグループ全体の温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の削減を目指し、グループ各社で事業の特性を活かしながら取り組みを進めています。
データセンターでの取り組み
リクルートグループのあらゆる事業では、ITテクノロジーを活用しています。リクルートグループでは、データセンターを統合し、分散していたIT機器を集約するとともに、環境負荷の少ないデータセンターを活用しています。同時にIT機器、ネットワーク機器とも消費電力の低い最新機種へ変更し、台数自体も削減しています。このようにオンラインサービスで使用するデータセンターの温室効果ガス排出量の削減に努めています。
![](https://recruit-holdings.com/fetch/img/fdbc3n76uu0x/PCcwU2Hw65wHbxkEAJl1U/a67cdbeb25117d9ad4babf8332d344bd/climate_action_img01.jpg?w=848&h=301&fl=progressive&q=50&fm=jpg&bg=rgb%3Af3f5fa)
グリーンハッカソンの開催
Indeedでは年に2回「グリーン・ハッカソン」を開催し、自社の商品・サービス、あるいは技術を通じて、GHG排出量の削減に貢献することを目指しています。イベントでは解決を目指す環境課題を特定し、仲間を募りながら3日でアイデアをまとめてプレゼンテーションをします。
2022年の春に開催されたイベントでは11件のアイデアが提案され、その内3件がIndeedのGHG排出削減の取り組みを加速する新しいアイデアやイニシアチブに対して贈られる社内アワード、Environmental Impact Awardを受賞しました。そのなかの1件が、「Indeed Interviews」です。イベントを通しバーチャルインタビューを選択した場合にどれだけのGHG排出を節約でき るかを示す機能が追加されました。既存サービスが求職者と企業双方に持続可能な影響を与えるような仕組みへと進化しています。
![「Indeed Interviews」を通し、バーチャルインタビューを選択した場合に節約できるGHG排出量を示す画面例](https://recruit-holdings.com/fetch/img/fdbc3n76uu0x/69CHvhjc79XavFOdTN3bGT/5337433d4d831f800ad85113ac2d3231/Untitled.png?w=2048&h=1574&q=50&fm=png&bg=rgb%3Af3f5fa)