コーポレートスタッフ一人ひとりの成長が、
リクルートホールディングスの経営を強くする。
出嶋 槙也
部長
経営企画部/財務統括部

経営陣の重要な意思決定をサポートし、経営を強くする。

私は今、経営企画部と財務統括部の部長を兼任しています。

経営企画部では、(1)経営戦略の重要推進テーマの立案・管理、(2)組織横断で取り組むプロジェクト・マネジメント、(3)グループのコーポレートガバナンスの設計と開示、(4)投資マネジメント方針の立案・管理、(5)取締役会等の運営を通じた適切な意思決定サポート・情報共有などを行っています。

財務統括部のミッションは、事業遂行にあたって必要な資金を、タイミング問わず低コストで社内外から確保することで、最適な資金管理を実現することです。具体的には、最適資本構成や株主還元といったコーポレートファイナンスポリシーの策定、為替変動などの財務リスクマネジメントの強化、システムを活用した資金管理業務の最適化などに取り組んでいます。

いずれも、経営の重要な意思決定を支えているという点では、本質は同じです。

現在の経営環境は内外ともに変化が激しく、将来の不確実性が高まっています。外部環境に目を向けると、各国の金融政策の変化や不安定な国際情勢などの影響を受けて景況感が悪化していますし、プラットフォーマーに対する各国の規制強化、資本市場におけるESG投資の潮流など、大きな変化のうねりの中にあります。一方で、社内においては事業のグローバル展開が加速し、かつHRテクノロジー事業と人材派遣事業、マッチング&ソリューション事業の間で協業が進むことによりグループ内取引が急拡大しています。またFintechなど新たな事業への挑戦も加速していくことが想定されます。このような激動の環境下においては、経営の意思決定は複雑で難易度が高く、いかに優秀な経営者であっても判断を間違えてしまう可能性が否定できません。こんな時こそ、コーポレートスタッフの役割が重要になります。オペレーションを遂行して意思決定を支えるだけにとどまらず、経営陣のディスカッションパートナーとして意思決定を促したり、時には経営陣に「待った」を掛けることも必要だと考えています。

私は、2013年にリクルートホールディングスに入社し、幸運にも、株式上場、グローバル化の進展、経営チームの世代交代といった大きな変化を、経営に最も近い場所で経験することができました。この間、経営企画を軸としながら、財務やR&D、各種のプロジェクトマネジメントにも挑戦させていただいています。常に新しい挑戦の機会があることは、リクルートグループで働き続けている理由の一つです。何よりも、CEOの出木場さん、COOの瀬名波さんを中心とする経営チームが作ろうとしている世界観はとても魅力的ですので、その実現に向けて引き続き経営をしっかりと支えていきたいと思っています。

失敗を恐れず挑戦できる、心理的安全性の高い組織をつくり、すべての人に成長の機会を。

リクルートが大切にしている価値観の一つに「BET ON PASSION」があります。実際に仕事をしていると、上司や役員から「あなたはどうしたら良いと思う?」と聞かれる場面が本当に多いことに驚かれるかもしれません。私は前職がトップダウン型の米国企業で上司の言うことが絶対という環境だったので、慣れるまでには時間がかかりました。でも、「これは正解を問われているわけではなく、あなたが会社にとってベストと信じることを、やりたいように提案してごらんという意味なんだな」と理解できた時、貴重な成長機会を提供してもらっていることに気付いたのです。今では、役職に関係なく一人ひとりの声がボトムアップで経営に届き、率直に議論することで意思決定の質が高まっていく素晴らしい文化だと思っています。リクルートの経営陣は若くて距離も近いですし、しがらみや社内政治も極めて少なく、物事を比較的シンプルに速く動かせる環境です。だからこそ、コーポレートスタッフ一人ひとりが自分なりにどうあるべきかを考え抜き、積極的に意見を発信することで経営に何らかの示唆を与えられる場面が増えていけば、より経営が強くなると確信しています。

そのためにも、私自身がこれまで体験してきたようなやりがいのある仕事や成長機会を、メンバーやこれから入社される皆さんに提供することが、私の重要な役割の1つだと認識しています。コーポレートスタッフの仕事は、インパクトの大きな仕事であればあるほど一人では完結しません。多くの関係者を巻き込むことが必要となるため、必ずプロジェクトマネジメント力が問われます。そのような場面では、固定的な人間関係の中での強みや自分の慣れたやり方が通用しませんから、いかに普段から様々な人たちと様々なやり方で協働する経験を積むことができるかが重要になります。

現在、リクルートホールディングスでは部署や国境を越えた組織横断のプロジェクトが多数動いています。各々の志向に合わせて非定常のプロジェクトにも積極的に参画していただくことで、一人ひとりに合った成長機会を提供することが可能です。自分がやりたいと思うことに挑戦する勇気さえあれば、必ず成長できるチャンスがあります。もちろん、組織として取り組まなければならない定常のオペレーション業務もあり、それらも等しく重要です。

私が組織長として心がけていることは、「情報をオープンにすること」「機会を用意すること」「メンバーにお任せするそれぞれのミッションについて、『何故、今のあなたにこの仕事がアサインされたか』『何を期待しているか』をしっかりと伝えること」です。失敗を恐れることなくチャレンジできる心理的安全性の高い組織を作り、成長を実感してもらえるように努力しています。

PlanningとExecutionの両方をやり切ってこそ、評価される。関係者と相互信頼を築き、ネットワークを広げてほしい。

リクルートでは「頭でっかち」ではまったく評価されません。それは、プランニングの仕事でも、オペレーションを磨きこむ仕事でも同じです。より速く、よりシンプルにアイデアを実現するためには、業務プロセスの具体的なイメージを持つことや、時には自分の役割の範囲を越えて周囲を巻き込むことが大事です。PlanningとExecutionの両方をしっかりとやり切って初めて評価される、というのがリクルートの特徴だと思います。

この特徴を裏付けているのが「あなたはどうしたい?」という言葉なのです。その背景には「自分はどうすべきだと思うのか、それは何故なのか」ということを一人ひとりが突き詰めて考え抜くという大前提があります。このような環境で仕事をしていると、必然的に自分の1つ上、2つ上のレイヤーの立場で物事を考えるようになっていきますし、他部署や事業側への影響も意識するようになっていきます。全体を俯瞰して見る経営視点と、対象にグッと近づいて凝視する現場視点。その双方を切り替えながらプランの精度を高めていくスキルが自然に磨かれ、そのプランを実行するために関係者と相互信頼を築いていく中でネットワークも広がっていきます。

このように、仕事の進め方や評価観点にも個人のビジネスパーソンとしての成長を促す仕組みが組み込まれている点も、リクルート固有の企業文化と言えるのではないでしょうか。興味をお持ちいただける方は、ぜひ面談などの場でこの固有の文化を体験してみてください。

出嶋 槙也
出嶋 槙也(でじま・しんや)
部長
経営企画部/財務統括部
新卒入社した上場不動産会社で倒産を経験した後、米国本社の格付会社でアナリストに。2013年にリクルートホールディングスに入社。2018年から経営企画部長、2021年より財務統括部長を兼任。
新卒入社した上場不動産会社で倒産を経験した後、米国本社の格付会社でアナリストに。2013年にリクルートホールディングスに入社。2018年から経営企画部長、2021年より財務統括部長を兼任。
2022年08月05日
※事業内容や所属などは記事発行時のものです。
※取材時は十分な距離を保ち、可能な限り接触を避ける措置を講じています。また、撮影時のみマスクを外しています。