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    国際女性デー 2023: ジェンダーパリティを推進するRGF Staffingの取り組み

    2023年03月08日 | RGF Staffing

    *RGF Staffing: 人材派遣事業の統括会社

    この資料は、RGF Staffingが2023年3月8日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、皆さまのご参考に供するものです。正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先されます。

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    3月8日の国際女性デーは、私たちRGF Staffingが待ち望んでいた日です。世界中で女性の功績が称えられ、ジェンダーエクイティとインクルージョン、それらを推進する数々の活動の重要性が再認識される日だからです。RGF Staffingは、国際女性デーの趣旨に賛同するだけでなく、このムーブメントを推進しています。

    私たちは年間を通して、ジェンダーエクイティを重要アジェンダと位置づけていますが、国際女性デーである3月8日という節目の今日、私たちのこれまでの活動や成果、さらに今後取り組むべき課題をご紹介したいと思います。

    RGF Staffingは、統括する人材派遣事業のすべての事業会社とともに国際女性デーを祝い、優先課題であるインクルージョンとエクイティに関するグローバル規模と地域ごとのプロジェクトを並行して推進しています。

    すべての階層でのジェンダーパリティを目指して

    「年齢や人種、宗教と同様、ジェンダーによって処遇が変わることがあってはならず、全ての人々が男女平等な機会を手にするべきだと私は強く信じています。情熱を傾けて共に仕事に取り組むにあたっては、多様性があるからこそ私たちの違いは互いを補いあい、より大きな価値を生み出すことができるのです。

    国際女性デーを迎え、RGF Staffingが改めて強調したいのは、全従業員がインクルーシブな職場づくりに責任を負っているという点です。だからこそ、ジェンダーエクイティ、つまり女性も男性と平等な機会を得られるようにすることは、私たちのここ数年の多くのプロジェクトの中心テーマとなっています。」(RGF Staffing, CEO, Rob Zandbergen)

    上級管理職に就く女性の増加

    こうした取り組みは実を結び始めています。全世界を対象とした幹部育成計画に参加する女性の数は、過去3年間で大幅に増加し、スタッフおよび管理職レベルの過半数は女性が占めています。そしてRGF Staffingの上級管理職における女性の割合は、直近の1年で14%から36%に上昇しました。

    「これは誇るべき成果ですが、まだ十分とはいえません。今後も、ジェンダーパリティの推進並びに女性の雇用支援を目的とした数々の取り組みを推進していきます。」(RGF Staffing, CEO, Rob Zandbergen)

    CEO Challengeプログラム

    ここ3年の間で数多くの人材育成プログラムを起ち上げてきましたが、そのいずれもインクルージョンが核となっています。その一例がCEO Challenge外部サイトへプログラムで、RGF Staffing傘下の事業会社の上級幹部からなるチームに、業界のゲームチェンジャーとなり得る新たな事業を企画・提案してもらうというものです。

    「チーム内の男女の比率を同じにすることで、このプログラムから優れたアイデアが生まれましたし、さらに女性の声を上げられる一種の社内プラットフォームとしても機能しています」 (Global Head HR, Emma Northway)

    「CEO Challengeは変革力のあるプログラムで、このプログラムの期間中にCEOに昇進した参加者も1名います」 (Head of Talent, Performance and Inclusion, Angela Ashwell)

    次なる取り組み:Mentor Me

    RGF Staffingは先日、グローバルプログラムとしてMentor Me外部サイトへを開始しました。

    「自身が担うグローバルな役割の中で、RGF Staffingには優れた才能を持つ人々がいることを実感しています。そこでMentor Meを立ち上げ、RGF Staffingグループ内で人材と専門知識を共有し、従業員がテクノロジーを用いて同僚と連携し、互いにキャリア開発を支援できるように取り組みを進めています。

    Mentor Meは複数のプログラムで構成されており、その1つに女性リーダー育成プログラムがあります。これは、RGF Staffingグループ内で将来を期待され、キャリアを積んでいる女性リーダー候補を支援し、2025年および2030年の女性上級管理職数の目標達成に寄与することを目的としたもので、すでに80名以上から応募がありました。」 (Head of Talent, Performance and Inclusion, Angela Ashwell)

    次に公開されるプログラムは、テクノロジーとイノベーションの可能性を最大限活かした効果的なメンタリングプログラムになる予定です。

    「グローバルレベルで人材の交流を図ることで、インクルージョンの推進や社内のリーダーシップ能力の強化も期待できますし、何より、RGF Staffing グループ内にどれだけグローバルで活躍できる機会があるのか、そしてどういったことを達成できる可能性があるのか知るきっかけをつくれるのです。」 (Head of Talent, Performance and Inclusion, Angela Ashwell)

    なお、これらのプログラムは、女性だけでなく、男性も参加対象です。これは、国際女性デーの趣旨にも沿うものですが、ジェンダーエクイティは女性のみの問題ではないからです。性別を問わず強いアライ(味方)を持つことは、社会、経済、文化、政治などにおける女性の活躍にとって極めて重要です。

    2023年:女性の登用を阻む障壁とは?

    RGF Staffingの取り組みはこれにとどまりません。今年中にRGF Staffingグループ全体を対象とした大規模なジェンダーエクイティ研究プロジェクトを立ち上げる予定です。同プロジェクトの目的は、女性が上級管理職に就くことを阻む障壁を明らかにすることです。

    「障壁の背景には多岐にわたる要因があり、文化的相違などの環境要因、あるいはプロセスや方針などの構造的な障壁について考える必要がありますし、女性の進出を阻んでいるバイアス(偏見)についても特定したいと思っています」 (Global Head HR, Emma Northway)

    こういった取り組みは、RGF Staffingが夢に向かって努力する女性を支援するために必要な変化をもたらすでしょう。それでも課題は残ります。

    「女性の占める割合が比較的高い人材派遣業界にありながら、当グループも上級管理職候補となる女性がまだ少ないのが現状です。女性が将来のリーダーとなる機会を生み出すべく、今後さらに後継者育成およびメンタリングに注力していきます。」 (Global Head HR, Emma Northway)

    2030年に向けた展望

    RGF Staffingは、2030年までにあらゆる面で真にインクルージョンとダイバーシティを実現させた組織、つまりプロフェッショナルとして成長するために必要なあらゆるツールと機会に誰もが得られる組織となることを目指しています。

    国際女性デーのこの機会にRGF Staffingの活動をご紹介できることを嬉しく思うとともに、自身が思い描くキャリアを誰もが追求できる世界の実現を目標としたこうした取り組みに対し、皆様のご理解・ご支援をいただければ幸いです。

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